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■ビートルズ■ロック・バンド■20世紀最高のロック・バンド

ビートルズを知るおすすめ作品

▼ビートルズの時代

ビートルズは20世紀を代表するロック・バンドです。





ビートルズの存在は、ロック・バンドの領域を超え、文化であり、社会現象であり、歴史であったといえます。

そして解散後何十年も経ているのに、今なお、アルバムがある程度売れ続けているロック・バンドは、ビートルズ以外では、レッド・ツェッペリンぐらいです。
 (クイーンも売れていますね・・・)

ビートルズとしての活動は1962年から1970年までの8年ちょっとですが、その間に200曲以上の楽曲とアメリカ編集版の『マジカル・ミステリー・ツアー』を含む13枚のオリジナル・スタジオ・アルバム(本国・イギリスでは『マジカル・ミステリー・ツアー』はEP2枚組での発表であり、オリジナル・スタジオ・アルバムは12枚)を発表しました。

ビートルズは1960年代に最もセールス面で成功したバンドであり、革新的で実験的なバンドでもありました。

「売れること」と「実験的」であるという相反する要素を同時に成し遂げたことは凄いと思います。


前期のアイドルとしての人気から、中期の実験的な挑戦、後期のバンドとしての原点回帰とスケール・アップへと変化を続けながら音楽的革命を起こしたビートルズは時代の中心であり続けました。

まさに音楽の世界において、1960年代は・・・・大きくいえば20世紀は
ビートルズの時代といってよいかもしれません。

ビートルズのCDで特にビートルズを知りたい人には「ビートルズ 1962〜1966(赤盤)」「ビートルズ 1967〜1970(青盤)」がおすすめですね

ビートルズのジョージ・ハリスンが選曲したビートルズ唯一の公式ベスト盤でいわゆる『赤盤』『青盤』です。

ビートルズのシングル全てと重要曲を収録・・・
ビートルズを知るおすすめ作品名盤(ビートルズ)赤盤・青盤でも紹介

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▼レノン=マッカートニー

ビートルズが20世紀を代表するロック・バンドとなりえたのは、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターという傑出した4人の才能が結集したからこそといえます。


なかでもやはり、ジョン・レノンとポール・マッカートニーの2人の天才の存在が大きかったといえるでしょう。

ビートルズ時代に2人が作り、発表した楽曲は、どちらか1人が作った作品でも2人の連名である「レノン=マッカートニー」名義であったことも2人の特別の関係を示しています。

ジョン・レノンとポール・マッカートニーは2人とも音楽史に残る天才に間違いありませんし、ソロとなってからも多くの名曲、名作を生み出してはいますが、ビートルズでの2人がせめぎあった「レノン=マッカートニー」の時代が最も「奇跡」を生み出していた「濃密な時間」だったと思います。


▼時代の先駆者
ビートルズは、シングル、アルバムの制作に当時の最先端技術を積極的に取り入れました。

また、さまざまなアイデアを試したといわれます。

ビートルズが時代に先駆けて行ったものをいくつか挙げてみます。


<プロモーション・ビデオ>

音楽業界で今や常識となっているプロモーション・ビデオをアーティストとして初めて制作したのは、ビートルズだといわれています。


<インド音楽>

インド音楽の要素をロックに初めて取り入れたのもビートルズだといわれます。

特にメンバーのジョージ・ハリスンは、インドの楽器で構成された楽曲もいくつか制作し、インド哲学にも傾倒したといわれます。

インド音楽との接近は、ビートルズの音楽性の幅をさらに広げました。


<サイケデリック音楽>
ビートルズ6枚目のアルバム『ラバー・ソウル』で、サイケデリック音楽を導入し、このアルバムに刺激されたビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンは、歴史的名盤『ペット・サウンズ』を制作することになります。

ビートルズは、7枚目のアルバム『リボルバー』でもサイケデリック音楽を大きく導入、とくに
 ジョン・レノンの作った収録曲「トゥモロー・ネバー・ノウズ」は、サンプリングやループを使い、後のクラブ、ハウス、テクノ、ヒップホップにも繋がる先鋭な音楽でした。
そして8枚目のアルバム『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』は、サイケデリック音楽のコンセプト・アルバムとなりました。


コンセプト・アルバムは、このアルバムが最初といわれています。

サイケデリック音楽は、次に発売されるアルバム(本国・イギリスではEP2枚組)『マジカル・ミステリー・ツアー』にも続きます。


<管弦楽、オーケストラ、クラシック音楽>
ビートルズが弦楽器を取り入れたのは、5枚目のアルバム『4人はアイドル』に収録された
 ポール・マッカートニーの名曲「イエスタディ」からです。

管弦楽の導入には、クラシック音楽の素養のあるプロデューサーのジョージ・マーティンが
 大きく貢献しています。


その後もビートルズは管弦楽を積極的に取り入れ、8枚目のアルバム『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』収録の「ア・ディ・イン・ザ・ライフ」ではフル・オーケストラを導入しています。


<レゲエ>

9枚目のアルバム『ザ・ビートルズ』収録の「オブ・ラ・ディ・オブ・ラ・ダ」は、まだなじみのなかったレゲエのリズムを早くも取り入れています。


<ハードロック、へヴィ・メタルを予見>

アルバム『ザ・ビートルズ』収録の「ヘルター・スケルター」は、ビートルズの曲としては,
最も荒々しいもので、後のハードロック、さらにはへヴィ・メタルをも予見される曲です。


<プログレッシブ・ロック、ロックシンフォニーへの予感>

11枚目のアルバム『アビィ・ロード』においてアナログ盤ではB面に当たる後半のメドレーは、ポール・マッカートニーのアイデアで、後のプログレッシブ・ロック(プログレ)やロック・シンフォニーを予感させます。

このアルバムでは、まだ一般に普及し始めたばかりのシンセサイザーも導入されています。

このアルバムは発売順こそ『レット・イット・ビー』より前ですが、制作順は『レット・イット・ビー』より後で、ビートルズの事実上のラスト・アルバムです。

ビートルズが最後の力を振り絞ったアルバムであり、解散を前にして先進性は失われていませんでした。


今では普通にアーティストのアルバムに導入されるシークレット・トラックも、このアルバムが最初といわれています。

ちなむにシークレット・トラック(「ハー・マジェスティ」)を除くとアルバムのラストの楽曲が「ジ・エンド」で、ビートルズの事実上のラスト・アルバムであることを考えると「出来すぎた幕切れ」ともいえます。

 偶然なのでしょうが、さすがはビートルズといったところ・・・。


▼ビートルズは聴き継がれる

今なおロック・シーンに大きな影響力を持つビートルズは、20世紀最高のロック・バンドといってよく、21世紀になった現在までビートルズを超えるロック・バンドは出現していないと思います

さらにもう一度紹介します・・・

ビートルズのCDで特にビートルズを知りたい人には「ビートルズ 1962〜1966(赤盤)」「ビートルズ 1967〜1970(青盤)」がおすすめですね

ビートルズのジョージ・ハリスンが選曲したビートルズ唯一の公式ベスト盤でいわゆる『赤盤』『青盤』です。

ビートルズのシングル全てと重要曲を収録
ビートルズを知るおすすめ作品名盤(ビートルズ)赤盤・青盤でも紹介

そして、ビートルズのオリジナル・アルバム全てとシングル曲などの補完CDが全て聴くことのできる「ザ・ビートルズ・ボックス

ビートルズの曲が全て聴くことが出来えるマストアイテム

ポール・マッカートニーが次のような主旨の発言をしたことがあります。

モーツァルトが今でも人々に愛されているように、ビートルズも長く聴き継がれるだろう

これは、現在まで現実のものとなっており、今後もこの発言は証明され続けるのではないでしょうか。


ビートルズを知るおすすめ作品


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THE BEATLES  EMIによるビートルズの公式サイト

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