スティーブ・ジョブズ（メインウェーブ）

スティーブン・ポール・ジョブズ（アメリカ）

生没年月日・１９５５年２月２４日－２０１１年１０月５日

アップルの創業者・共同設立者のひとり

■コメント

■スティーブ・ジョブズ（ＩＴの革命児、アップルのカリスマ、アップルの救世主）

アメリカのアップルの創業者であるスティーブ・ジョブズ氏が昨年（２０１１年）１０月５日に死去しました（２０１２年８月現在）。享年５６。

ジョブズ氏は、アップルの創業者、共同設立者のひとりで、一度は、アップルを去りましたが、アップルに復帰し、次々と画期的ヒット商品を出し、「アップルの救世主」となりました。

ジョブズ氏は体調不良を原因に８月にアメリカのアップルの最高経営責任者（ＣＥＯ）を辞任していました。

マスコミ嫌いのスティーブ・ジョブズ氏が唯一全面協力したとされる彼の公認の評伝「スティーブ・ジョブズ１・２セット」・・・
ライバルについて、考えについて、本音についてなどが垣間見えます・・・

彼はラフな格好で簡潔ではあるがインパクトのある言葉を発します・・・
「スティーブ・ジョブズ名語録（ＰＨＰ文庫）」は、彼のそんなインパクトのある名語録を収録・・・

□スティーブ・ジョブズ氏を知るおすすめ作品

■履歴
▼生前のアップル経営など

ジョブズ氏は、１９７６年にアップルを共同創業し、同社を世界的な企業にしましたが、社内対立で１９８５年に同社を退社しました。

１９８６年に設立したピクサー・アニメーション・スタジオは、多くのヒット作を出して、世界屈指の映像会社となりました。

ほかには、ネクストコンピューター（ネクスト）を設立しています。

１９９７年に経営悪化で苦しむアップルの経営トップに復帰し、２０００年には最高経営責任者（ＣＥＯ）に就任しました。

復帰後はパソコン「ｉＭａｃ」をヒットさせ、携帯型デジタル音楽プレーヤー「ｉＰｏｄ」で音楽事業をパソコンと並ぶあるいはそれ以上の事業の柱に育てるなど事業を急回復されました。

その後も、２００７年に発売したスマートフォン（多機能携帯電話）「ｉＰｈｏｎｅ」、２０１０年のタブレット型情報端末「ｉＰａｄ」と革新的な製品を次々に出し、同社をマニアックなところもあるパソコン大手から、デジタル家電やメディア配信事業も含むＩＴ企業の雄へと変貌させました。

一方で、２００４年から半年程度の病気療養をし、仕事に復帰したものの、２０１１年１月から再び病気療養で休職し、同年８月には最高経営責任者（ＣＥＯ）を辞任していました。

後任にティム・クック最高執行責任者(ＣＯＯ)が就任しました。

ジョブズ氏は取締役会会長に就任していました。

▼ジョブズ氏の死去後

ジョブズ氏の死去後・・・

昨年（２０１１年）１１月１５日にアップルは、スティーブ・ジョブズ前会長が１０月に死去した後、空席となっていた会長職にアメリカのジェネンテック会長のアーサー・レビンソン氏を指名したと発表しました。

レビンソン氏は２０００年から取締役を務めているようです。

アップルのティム・クック最高経営責任者（ＣＥＯ）は、同氏の経営への一層の貢献などを期待しているようです。

アップルはまた、新たな取締役にアメリカのウォルト・ディズニーのロバート・アイガーＣＥＯを選出しました。

カリスマといわれ、アップルの復活や躍進・急成長・好調などの要因とされるスティーブ・ジョブズ氏の後任だけに大変でしょうが、レビンソン氏の経営手腕・経営戦略・ビジョンなどに注目されますね。

ジョブズ氏が死去しましたか・・・

ジョブズ氏は、体調不安をかかえ、病気療養中でしたね。

アップルの復活・成功・躍進・成長などに、ジョブズ氏のアップルへの「復帰」、そしてジョブズ氏の「指導力」、「力」、「カリスマ性」などが要因としてあると思います。

ジョブズ氏死去後の今後のアップルの動向などに注目ですね。

■アップルをめぐる動き
▼ＩＴ業界のトップに

一昨年（２０１０年）の５月にアメリカのアップル（Apple）の株式時価総額が同じくアメリカのソフト会社であるマイクロソフト（Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔ）を上回ったことがわかりました。

アップルは、最近のｉＰｈｐｎｅ（アイフォン）、ｉＰａｄ（アイパッド）などの攻勢により、マイクロソフトを上回り、アメリカの企業としてもエクソンモービル（Ｅｘｘｏｎ　Ｍｏｂｉｌｅ）に次いで時価総額２位に輝きました。

ちなみに成長企業、ＩＴ関連企業、インターネット検索大手のアメリカのグーグル（ｇｏｏｇｌｅ）も上回っています。

アップルは、ＩＴ業界のトップとなったわけです。

なお、私の現在使用しているパソコンがマイクロソフトのＷｉｎｄｏｗｓ搭載マシンですが、最初に購入したのはアップルのマシン（今や懐かしいＬＣ６３０）でした。

アップルへの愛着は今でもあり、このニュースはなんとなくうれしいですね。

マイクロソフトを設立したビル・ゲイツ氏はもちろん天才技術者、天才経営者なのでしょうが、それと同じくアップルの創業者のひとりで、かつてのＣＥＯ（最高経営責任者）であるスティーブ・ジョブズ氏も天才であり、カリスマ経営者だと思います。

もちろんゲイツ氏も素晴らしいとは思いますが、ジョブズ氏も魅力のある経営者だと思います。

個人的見解ながらジョブズ氏になんとなく惹かれますね。

今後もアップル、マイクロソフトなどのＩＴ関連企業の動向が注目されます。

▼一時的に時価総額で世界一に

昨年（２０１１年）８月９日にアメリカのニューヨーク株式市場で、アメリカのアップルの時価総額が一時、アメリカの石油大手のエクソンモービルを追い抜き、初めてアメリカの上場企業の首位に立ちました。

取引中に一時、アップルの時価総額が、エクソンモービルの時価総額を上回りましたが、終値ではエクソンモービルがアップルを上回り、首位を守りました。

最終的には、エクソンモービルの時価総額がアップルの時価総額を上回ったんですね。

終値でエクソンモービルが時価総額で首位を守りました。

エクソンモービルは、「国際石油資本」であり、「スーパーメジャー」とよばれる６社のうちの１社で、民間石油会社としては世界最大の企業です。

一時であれ、アップルは、全米の首位、世界最大の企業、世界で時価総額が最も高い企業になったわけです。

アップルは、スティーブ・ジョブズ最高経営責任者（ＣＥＯ）の指導力の下で、「ｉＭａｃ（アイマック）」で話題となり、従来のコンピューターの概念や考えなどを変え、使いやすさや斬新さ・革新性などのデジタル携帯音楽プレーヤー「ｉＰｏｄ（アイポッド）」やその後のスマートフォン（多機能携帯電話）「ｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）」、多機能携帯端末「ｉＰａｄ（アイパッド）」などで消費者の評価が高く、シェアを伸ばし、売り上げ、販売などが好調でした。

一方で、エクソンモービルは、世界経済が減速してエネルギー需要が落ち込むとの見方、最近の原油価格の低下などが響き、株価の不振が続いていました。

アップルとその魅惑的な商品群などは、まだまだ成長の余地などがあると思われます。

アップルは、急速に成長しており、これからも成長しつづけるかもしれません。

アップルは、青息吐息だった特異なコンピューター・メーカーから世界的な消費者向け電子製品メーカーへ見事に再生しました。

その再生にスティーブ・ジョブズ氏のアップルへの「復帰」などがあり、ジョブズ氏の「指導力」・「力」・「カリスマ性」なども要因としてあると思われます。

アップルは見事な注目企業・成長企業などに再生しましたね。

▼終値ベースで時価総額世界一

昨年（２０１１年）８月１０日のニューヨーク株式市場で、アメリカのアップルの時価総額が、アメリカの石油大手のエクソンモービルの時価総額を抜き、終値ベースで首位となりました。

同年９日の取引中にも一時アップルが首位に立ちましたが、終値ではエクソンモービルが抜き返しました。

アップルは、スティーブ・ジョブズ氏の指導力の下で、「ｉＭａｃ（アイマック）」で注目・話題・売り上げなどを伸ばしたのをきっかけにデジタル携帯音楽プレーヤー「ｉＰｏｄ（アイポッド）」やその後の多機能携帯端末「ｉＰａｄ（アイパッド）」やスマートフォン（多機能携帯電話）「ｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）」などの販売などが好調でした。

アップルは２０１０年５月にアメリカのソフトウェア大手のマイクロソフトを時価総額で上回り、アメリカのＩＴ（情報通信）業界で首位となっていました。

終値でもアップルが全米の首位、世界最大の企業、世界で最も時価総額の高い企業となりました。

アップルの好調、躍進、復活などにスティーブ・ジョブズ氏のアップルへの「復帰」と「指導力」・「力」・「カリスマ性」なども要因の一つに挙げられると思います。

■スティーブ・ジョブズのカリスマ性・人を惹きつける言葉

アップルが、「ｉＰｏｄ」、「ｉＰａｄ」、「ｉＰｈｏｎｅ」など次々とヒット商品を出しているのは、商品そのものの魅力もありますが、アップルＣＥＯ（最高経営責任者）であるスティーブ・ジョブズ氏のプレゼンの魅力もあるのかもしれません。

スティーブ・ジョブズ氏は、ラフな格好で、短く簡潔なわかりやすい（商品の魅力が伝わる）言葉でプレゼンします。

ジョブズ氏のプレゼンの言葉の例として

「今日、アップルは電話を再発明する」（「ｉＰｈｏｎｅ」のプレゼン）
「ｉＰｈｏｎｅ　３Ｇ。速度は２倍、価格は半分）」（「ｉＰｈｏｎｅ」のプレゼン）
「ｉＰｏｄはガムより小さくて軽いんだ」（「ｉＰｏｄ」のプレゼン）

などが挙げられます。

ジョブズ氏は、アップルの創業者のひとりながら、アップルを退社し、ピクサー、ＮｅＸＴを設立し、再びアップルに復帰した人物です。

ジョブズ氏は、アップル復帰後、スケルトンの筐体で話題を呼んだ「ｉＭａｃ」をヒットさせ、その後は、コンピューター事業だけでなく、「ｉＰｏｄ」、「ｉＰｈｏｎｅ」などの携帯音楽プレーヤー、携帯電話事業にも参入し、「ｉＴｕｎｅｓ」で音楽配信サービスも発展させてきました。

ライバル企業の経営者も魅了されるカリスマとして知られ、ベジタリアン（菜食主義者）で、若い頃から「禅」に傾倒していたことでも知られています。

個人的にもジョブズ氏は、カリスマ性のある魅力的な経営者だと思いますし、彼のプレゼンは人の心を惹きつけると思います。

■アップルの快進撃を支えるデジタル家電

アップルの快進撃は、デジタル携帯音楽プレーヤー「ｉＰｏｄ（アイポッド）」、タブレット型情報端末「ｉＰａｄ」、多機能型携帯電話「ｉＰｈｏｎｅ」などによって支えられているといえます。

青色吐息だったマニアックなパソコンメーカーから魅力的なデジタル家電メーカー・ＩＴ企業の雄に変貌しました。

これらは、スティーブ・ジョブズ氏のカリスマ性、力、推進力などに支えられています。

多くの機種に採用されている「タッチパネル方式」は、操作性がいわゆる「未来性」を感じさせ、斬新です。

この「タッチパネル方式」も快進撃の一因かもしれません。

アメリカのグーグルなどの同業他社もタッチパネル方式を採用した新端末や携帯電話でアップルを追い上げており、タッチパネルをめぐる競争が激化しそうです。

■ソニーなどの巻き返しと業界の動向

日本国内の携帯音楽プレーヤーの市場は、２００１年に「ｉＰｏｄ」が登場してから「多機能」などを武器に市場を席巻していましたが、ソニー（ウォークマン）は低価格と「音楽専用」で音質を向上させることにより、「ｉＰｏｄ」シリーズに対抗し、昨年（２０１１年）８月の携帯音楽プレーヤーの月間販売で、ソニー（ウォークマン）が「ｉＰｏｄ」（アップル）を抜き首位に立ったそうです。

今後の携帯音楽プレーヤーの国内市場の行方が気になりますね。

現状では、音楽配信ソフトの充実、「ｉＴｕｎｅｓ」などの音楽配信の管理サイトの充実では、アップルが有利なようですが、ソニーもヨーロッパなどで、追撃に本腰を入れています。

また、ネットとテレビを融合し、ネット配信をもくろむ「次世代テレビ」においても、アップルが「アップルＴＶ」の新製品を発表すれば、ソニーもグーグルと共同で「グーグルテレビ」を初公開しています。
（「次世代テレビ」では、アマゾンなども「参戦」しているようです）

ソニーとアップルの攻防は、日本国内の携帯音楽プレーヤーにとどまらず、世界の音楽配信やネットとテレビを融合した「次世代テレビ」においても注目されます。

ＩＴ業界などの動向が気になりますね。

■スティーブ・ジョブズ氏の影響力

アップルにとって、スティーブ・ジョブズ氏は、創業者で共同設立者のひとりであるばかりでなく、アップルを救った「救世主」であり、カリスマでした。

スティーブ・ジョブズ氏の死去後もその影響力は大きいといえます。

スティーブ・ジョブスというカリスマの死去後のアップルの動向などが気になりますね。

■ＩＴ業界・ネットビジネスへの影響

私がＩＴ業界やネットビジネスに興味を持ったのは、日本では旧ライブドアの堀江貴文氏（いわゆるホリエモン）、日本以外の外国ではスティーブ・ジョブズ氏にあったといえます。

ネットビジネスについては、お小遣いサイト、アフィリエイトなどがあります。

ネットビジネスで稼ぐためにお小遣いサイトやアフィリエイトが注目されます。

グーグルなどのＩＴの成長企業もアフリエイトに注目し、広告収入を得るなどアフィリエイトの仕組みを取り入れていますし、アマゾン、そしてアップルなども、ネットビジネスにも注目しています。

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