又吉直樹の「火花」が１２４万部（メインウェーブ）

■コラム■■■■■

■ピース・又吉直樹氏の「火花」が１２４万部の発行部数に■

２０１５年７月２１日に、同年７月１６日に第１５３回芥川賞を受賞したお笑いコンビ・ピースの又吉直樹氏の「火花」の累計発行部数が１２４万部になることが文藝春秋より発表されました。

火花（文春文庫）
ピース・又吉直樹の芥川賞受賞作品
氏はなかなかの読書家で作品にも反映されているようです
氏の芥川賞受賞で、単なる「本好き」とはいえなくなりました

芥川賞受賞前から話題性などもあり、ヒットしていましたが、芥川賞受賞で、まだまだこの勢いは続きそうですね。

話題性だけでは、これだけのヒットはしないと思いますし、本の内容がしっかりしているからだと思います。

いわゆる１００万部を超えるミリオンセラーとなったわけで、これはすごいですね。

お金の話になりますが、印税は単純計算ですが、１億６０００万円程度になるそうです。

村上春樹氏の最新長編小説「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」（２０１３年）が１０５万部ですから、発行部数で人気作家といわれる「村上春樹氏超え」をしたことになります。

村上春樹氏はこれまで芥川賞を逸していますから、芥川賞受賞の点で「村上春樹氏超え」をしていましたが、発行部数でも「村上春樹氏超え」をしたことになります。

又吉直樹氏は、あまり言及はされていませんが、村上春樹氏のファンだそうで、過去には又吉直樹氏は書評の中で村上春樹氏の作品をおすすめ作品として紹介しています。

又吉直樹氏は、村上春樹さんのファンでもあったようです。

芥川賞受賞作品としては、２００３年に史上最年少で同賞を受賞した綿矢りさ氏の１２７万部に匹敵するヒット・・・

この勢いだと、「綿矢りさ氏超え」もあるかもしれません。

又吉直樹氏の「火花」は、話題性・芥川賞受賞などもあり、大ヒットしています。

（この記事は、２０１５年７月２３日に書かれました）

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