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■アビイ・ロード■

『アビイ・ロード』

アビイ・ロードアビイ・ロード
ザ・ビートルズ

EMIミュージックジャパン 2009-09-09
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発売順では『レット・イット・ビー』がビートルズの最後のオリジナル・スタジオ・アルバムですが、レコーディングでは本アルバムの方が『レット・イット・ビー』より後であり、実質的に本アルバムがビートルズの最後のオリジナル・スタジオ・アルバムといわれます。

ビートルズが解散へ向かう中で、メンバーが再び結集し、最後の力を振り絞ったアルバムであり、当時はまだ出始めたばかりのシンセサイザーを多用した音楽は、そのスケール、緻密性において過去のアルバムと比較しても郡を抜く完成度を誇ると思います。

アナログでのA面にあたるアルバムの前半の曲、B面の前半の曲の完成度、質の高さも見事ですが、アナログでのB面にあたる後半部のメドレーは、後のプログレッシブ・ロックやロック・シンフォニーを予感させます。

本アルバムは、ビートルズのオリジナル・スタジオ・アルバムでも『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』と並び最高傑作といわれることも多いアルバムであり、個人的にはビートルズのオリジナル・スタジオ・アルバムでも最も好きなアルバムです。

収録曲はどれも素晴らしいのですが、いくつかの曲に注目してコメントします。

アルバムのオープニングを飾るのはジョンの作品「カム・トゥゲザー」で、ジョン自身がビートルズ時代の好きな曲として挙げており、私自身も好きな曲です。
この曲は、チャック・ベリーの「ユー・キャント・キャッチ・ミー」との音楽的な類似性から盗作であると訴えられ、後にジョンのアルバム『ロックン・ロール』に「ユー・キャント・キャッチ・ミー」などを収録することで和解した経緯があります。

2曲目の「サムシング」は、ジョージ・ハリスンの作品で、シングル化され、「カム・トゥゲザー」とともに両A面でリリースされました。
ジョージのビートルズ時代の唯一のシングルA面曲であり、彼のビートルズ時代の代表曲の1つです。

3曲目の「マックスウェルズ・シルバー・ハンマー」はポール・マッカートニーの作品で、軽快なメロディとは対比をなすホラーなストーリーの歌詞のポール得意の物語風の曲となっています。

5曲目の「オクトパス・ガーデン」は本アルバム収録曲では唯一のリンゴ・スターの作品です。
ビートルズのメンバーでもメンバー間の潤滑油的役割を担ったリンゴらしい楽しくほのぼのとした曲となっています。
アルバム『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』における「ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー」のような位置づけの、ある意味でアルバムのアクセントとなっている曲です。

6曲目の「アイ・ウォント・ユー」はジョンの作品で、単調な繰り返しの歌詞のかなりへビィな曲となっています。
オノ・ヨーコへ向けて作られた曲といわれます。

7曲目の「ヒア・カムズ・ザ・サン」は、ジョージの作品です。
本アルバム収録の「サムシング」、「ヒア・カムズ・ザ・サン」によってソングライターとしてジョージは大きく成長し、レノン=マッカートニーに迫ったといえると思いますし、この2曲はビートルズの代表曲に挙げられる曲といってよいと思います。
シンセサイザーの採用もジョージの意見が大きいとされており、ソングライティングなど音楽制作にジョージの成長が見て取れます。

8曲目の「ビコーズ」はジョンの作品で、ジョンがオノ・ヨーコによって譜面を逆さまに弾かれたベートーベンの「月光」にインスパイアされて作った曲とされます。
美しいコーラスとメロディで、私の好きな曲です。

10曲目の「サン・キング」はジョンの作品で、美しいメロディの私の好きな曲です。

14曲目の「ゴールデン・スランバー」は、ポールの作品で、やはり美しいメロディが素敵な私のお気に入りの曲です。

15曲目の「キャリー・ザット・ウェイト」は、ポールの作品で、この曲に続く「ジ・エンド」へ向けて大きな盛り上がりを見せる重要な曲です。

16曲目の「ジ・エンド」は、この曲の後に続く、現在でいうシークレット・トラックのような位置づけの「ハー・マジェスティ」を除けばアルバムのラストを飾る曲です。
ジョン、ポール、ジョージのギターソロ、リンゴのドラムソロがあり、ビートルズの実質的ラストアルバムといえる本アルバムのラストにふさわしい盛り上がりを見せた曲といえます。
ラストが「ジ・エンド」とは、偶然かもしれませんが出来すぎの曲のタイトルであり、ビートルズらしいともいえます。

17曲目の本アルバムのラストには、当時は「おまけ」ともいえるポールの作品「ハー・マジェスティ」が収録されました。
アルバムの最後にシークレット・トラックの奔りともいえる「ハー・マジェスティ」が収録されている「遊び心」もビートルズらしさといえます。

アルバム・ジャケットは、アビイ・ロード・スタジオの前の横断歩道をビートルズの4人が横切るカットで、後に多くのアーティストにパロディ化されています。
ビートルズのアルバム・ジャケット、ロック音楽のアルバム・ジャケットとしてもよく知られており、私自身もお気に入りのアルバム・ジャケットです。

本アルバムは全英アルバムチャート19週連続1位、全米アルバムチャートでは11週1位にランクインしています。



最後に・・・
ビートルズについては、オリジナル・スタジオ・アルバムの全てがおすすめです。
さらに、アルバム未収録にも重要曲があり、補完CDの『パスト・マスターズVol.1&2』もおすすめです。
ビートルズは、その作品の全てが素晴らしいといえます。
ビートルズを知るおすすめ作品も参考にしてください。


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