MAIN−WAVE
名盤(ロック・ポップス)(ビートルズ以外)レッド・ツェッペリンW−レッド・ツェッペリン
ホーム テーマ フォーカス スタディ ラブ・モノ ショッピング
 ニュース サイトマップ グループ
ホーム>>>スタディ>>>音楽>>>名盤>>>名盤(ロック)>>>

■名盤(ロック・ポップス)(ビートルズ以外)■■■■■
レッド・ツェッペリンWーレッド・ツェッペリン■
レッド・ツェッペリンW』

一般にレッド・ツェッペリンの最高傑作といわれることが多い1971年発売のレッド・ツェッペリンの4枚目のオリジナル・アルバムです。

レコードではA面になる「ブラック・ドッグ」から「天国への階段」へ至るアルバムの流れは最高ですし、その余韻を楽しみつつB面の「ミスティ・マウンテン・ポップ」から「レヴィー・ブレイク」へ・・・まさに至福の時間といえます。

このアルバムに収録されているロック史に残る超名曲「天国への階段」は、かのヘルベルト・フォン・カラヤン(「帝王」といわれた20世紀を代表するクラシックの大指揮者)が「私がこの曲をアレンジしても同じ構成になる」と絶賛したといわれます。

たしかにレッド・ツェッぺリンを代表する名曲の1つであり、幻想的でアコーステックな佇まいのこの曲の存在が彼らを単なるハード・ロック・バンド、さらにはロック・バンドの枠をはるかに超える存在としています。

レッド・ツェッペリンのサウンドは、いわゆる高音質のステレオ・システムで聴くとそのサウンドの素晴しさをよりはっきりと感じますが、特に「天国への階段」の曲の始まりのフェイド・インから曲が終わるフェイド・アウトの緻密な音作りとロバート・プラントの繊細なヴォーカルは高音質のステレオ・システムで聴くとより素晴しさを感じることが出来ます。

このアルバムは、「ブラッグ・ドッグ」から「レヴィー・ブレイク」まで完璧なアルバムの構成だと思いますし、レッド・ツェッペリンの最高傑作であり、ロック史に残る歴史的名盤だと思います。

このアルバムは、サウンド面の素晴しさだけでなく、渋いジャケットのアート・ワークと発売時にバンド名をクレジットせずにバンドの4人のシンボルとしてケルトの古代文字と関連するとされ、北欧神話ともつながりがあるといわれるルーン文字に由来するとされる4つのシンボルをクレジットし、アルバムの中に幻想的な仙人の絵と「天国への階段」の歌詞を封入したことでも話題となりました。

レッド・ツェッペリンというバンドの存在をアルバム・ジャケットから消すことでバンドとしてではなく、音楽として聴いてもらおうという意図と思われます。

その点で、このアルバムは時代やメディア、ファンに「意欲的」で「挑戦的」な作品ともいえます。


  名盤(ロック・ポップス)(ビートルズ以外)レッドツェッペリンW−レッド・ツェッペリン
ホーム テーマ フォーカス スタディ ラブ・モノ ショッピング