ラフィアン |
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ラフィアン(Ruffian)、牝、黒鹿毛、アメリカ生産、アメリカ調教 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
生没年月日・1972年4月14日−1975年7月7日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
父レビュワー 母シェナ二ガンズ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
生産者・ 馬主・ローカストヒルファーム | |||||||||||||||||||||||||||||||||
調教師・ 主戦騎手・ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
競走成績・11戦10勝(10−0−0−1) 主な勝利・(旧)米牝馬3冠など | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■コメント | |||||||||||||||||||||||||||||||||
ラフィアンは、旧アメリカ牝馬3冠をデビューから10連勝で達成しましたが、フーリッシュプレジャーとのマッチレースで脚部を骨折し、予後不良となりました。 □ラフィアンを知るおすすめ作品 ■履歴 ▼デビュー前 ラフィアンは、1972年にアメリカで生まれ、アメリカで調教されました。 ▼現役時代 ▽2歳 ラフィアンは、1974年5月に、アメリカの未勝利デビューし、ファッションステークス、アストリアステークス、ソロリティステークス、スピナウェイステークスと5戦5勝で1974年を終えました。 アメリカの最優秀2歳牝馬を受賞 ▽3歳 1975年は、一般競走優勝でスタートし、カムリーステークスを勝って、当時のアメリカ牝馬3冠(エイコーンステークス、マザーグースステークス、CCAオークス)を全て楽勝しました。 さらに、ケンタッキーダービーを勝ったフーリッシュプレジャーとのマッチレースが7月6日に行われますが、このレースでラフィアンは脚部を骨折し、予後不良となります。 このレースの「悲劇」後に、マッチレースは行われていません。 アメリカの最優秀3歳牝馬を受賞 ■岡田繁幸氏と相馬眼 「マイネル」軍団などを率いる岡田繁幸氏が設立した「ラフィアン・ターフマンクラブ」「サラブレッド・クラブ・ラフィアン」は同馬に由来しています。 岡田氏は、優れた相馬眼で知られますが、アメリカでの修行時代にラフィアンと出会い、一目で(いち早く)ラフィアンの優れた能力・・・誰も見向きもしなかった同馬の優れた才能・・・を見極めたといわれています。 その岡田氏が、2021年3月19日に亡くなりました ラフィアンをアメリカの修行時代に、見出し、アメリカ帰国後の1974年にビッグレッドファームを開設 1986年に、血統的に注目されていなかった所有馬のグランパズドリームで日本ダービー2着となり、岡田氏の相馬眼と早い時期からのトレーニングが注目されました その1986年にラフィアンの名を冠したクラブ法人のサラブレッドクラブ・ラフィアンを設立 「マイネル」「マイネ」の冠名で、所有馬を走らせ、多くの活躍馬や何頭かのG1馬を出し、個人馬主としては、「コスモ」の冠名で所有馬を走らせ、地方競馬からJRAへの挑戦も続けた 所有馬のコスモバルクは、ホッカイドウ競馬所属のまま、2004年の皐月賞、ジャパンCなどで2着となり、2006年にシンガポール航空国際Cで海外G1制覇 日本ダービー制覇が目標と公言し、挑戦を続けていたが、その夢(ダービー制覇)はかなわず しかし、その優れた相馬眼、多くの活躍馬を出し、日本競馬界に大きな足跡を残した ちなみにビッグレッドファームの「ビッグレッド」は、アメリカ最強馬といわれるマンノウォーやセクレタリアトの愛称 参考 岡田繁幸氏関連馬のG1制覇・・・
■血統 ラフィアンは、父レビュワー母シェナニガンズ(父ネイティブダンサー)という血統です。 半兄(父ニアークティック)に32戦13勝で重賞勝ち馬で種牡馬のアイスカペイド(第1回ブリーダーズカップ・クラシックを勝ったワイルドアゲインの父)がいます □ラフィアンを知るおすすめ作品 |
■競走成績 | |||||
開催日 開催国 競馬場 レース名 |
距離 格 |
頭数 人気 着順 |
斤量 着差 |
騎手 タイム |
1着(2着) |
1974.5.22 米 ベルモントパーク 未勝利 |
D5.5F |
10 1 |
15 |
J・ヴァスケス 1.03.0 |
(Suzest) |
1974.6.12 米 ベルモントパーク ファッションS |
D5.5F GV |
6 1 1 |
6・3/4 |
J・ヴァスケス 1.03.0 |
(Corpernica) |
1974.7.10 米 アケダクト アストリアS |
D5.5F GV |
4 1 1 |
9 |
V・ブラッキアーレjr 1.02.8 |
(Laughing Bridge) |
1974.7.27 米 モンマスパーク ソロリティS |
D6F GT |
4 1 1 |
2・1/4 |
J・ヴァスケス 1.09.0 |
(Hot n Nasty) |
1974.8.23 米 サラトガ スピナウェイS |
D6F GT |
4 1 1 |
12・3/4 |
V・ブラッキアーレjr 1.08.6 |
(Laughing Bridge) |
1975.4.14 米 アケダクト 一般競走 |
D6F |
5 1 1 |
4・3/4 |
J・ヴァスケス 1.09.4 |
(Sir Ivor’s Sorrow) |
1975.4.30 米 アケダクト カムリーS |
D7F GV |
5 1 1 |
7・3/4 |
J・ヴァスケス 1.21.2 |
(Aunt Jin) |
1975.5.10 米 アケダクト エイコーンS |
D8F GT |
7 1 1 |
8・1/4 |
J・ヴァスケス 1.34.4 |
(Sometingregal) |
1975.5.31 米 アケダクト マザーグースS |
D9F GT |
7 1 1 |
13・1/2 |
J・ヴァスケス 1.47.4 |
(Sweet Old Girl) |
1975.6.21 米 ベルモントパーク CCAオークス |
D12F GT |
7 1 1 |
2・3/4 |
J・ヴァスケス 2.27.8 |
(Equal Change) |
1975.7.6 米 ベルモントパーク マッチレース |
D10F |
2 1 中止 |
競走中止 |
J・ヴァスケス 競走中止 |
Foolish Pleasure |
■5代血統図 |
Discovery4×5×4、Sir Gallahad5×4、Traffic(Transmute)5×4 |
Reviewer 1966 鹿毛 |
Bold Ruler 1954 鹿毛 |
Nasrullah | Nearco | Pharos |
Nagara | ||||
Mamtaz Begum | Blenheim | |||
Mumtaz Mahal | ||||
Miss Disco | Discovery | Display | ||
Ariadne | ||||
Outdone | Pompey | |||
Sweep Out | ||||
Broadway 1959 黒鹿毛 |
Hasty Road | Roman | Sir Gallahad | |
Buckup | ||||
Traffic Court | Discovery | |||
Traffic | ||||
Flitabout | Challedon | Challenger | ||
Laura Gal | ||||
Brid Flower | Blue Larkspur | |||
La Mone | ||||
Shenanigans 1963 芦毛 |
Native Dancer 1950 芦毛 |
Polynesian | Unbreakable | Sickle |
Blue Grass | ||||
Black Polly | Polymelian | |||
Black Queen | ||||
Geisha | Discovery | Display | ||
Ariadone | ||||
Miyako | John P.Grier | |||
La Chica | ||||
Bold Irish 1948 黒鹿毛 |
Fighting Fox | Sir Gallahad | Teddy | |
Pluckv Liege | ||||
Marguerite | Celt | |||
Fairv Rav | ||||
Erin | Transmute | Broomstick | ||
Traverse | ||||
Rosie o’Grady | Hamburg | |||
Cherokee Rose |
ラフィアン |