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サイレンススズカ
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■史上最強馬RANKING−日本−INDEX■■■■■

シンボリルドルフ ディープインパクト エルコンドルパサー サイレンススズカ シンザン
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ミスターシービー

■サイレンススズカ■「世界」のエルコンドルパサーに唯一完勝した日本馬、稀代の快速ランナー RANKING3位タイ
サイレンススズカ(Silence Suzuka)、牡、栗毛、日本生産、日本調教
生没年月日・1994年5月1日−1998年11月1日
父サンデーサイレンス 母ワキア
生産者・稲原牧場  馬主・永井啓弐
調教師・橋田満  主戦騎手・武豊
競走成績・16戦9勝(9−1−0−6) 主な勝利・宝塚記念
■コメント
サイレンススズカは大レース勝ちは宝塚記念のみながらその競走成績以上に驚異の逃げによる強烈な印象と強さを感じる名馬でした。


サイレンススズカ スピードの向こう側へ・・・

ハイスピードで逃げ、直線でまた伸びるという「究極の逃げ馬」サイレンススズカ

その真価はGUの毎日王冠で1年後に凱旋門賞2着の快挙を成し遂げるエルコンドルパサーらに楽勝した点に見ることが出来ます。

そして勝つべきはずの天皇賞・秋で自らのスピードに脚がもたずに最悪の結末を迎えてしまいます。

競走馬としても種牡馬としても大きな可能性を秘めた快速馬でした。

エルコンドルパサーが日本馬に敗れたのはサイレンスズカのみです。


4歳時に毎日王冠で後に凱旋門賞で2着と世界最高峰に頂(いただき)に最も近づいた日本調教馬・エルコンドルパサーに楽勝しています。

競走馬としての能力の高さはもちろんです

しかし、種牡馬としても大きな可能性があっただけに4歳時に天皇賞・秋のレース中に故障しその生命を絶たれたのは惜しまれます。


サイレンススズカを知るおすすめ作品

■履歴
▼履歴
▽誕生とエピソード
サイレンススズカは1994年(平成6年)5月1日に北海道平取町の稲原牧場で生まれました。

父が日本の競馬を根底から変えたといわれる大種牡馬・サンデーサイレンス、母はアメリカから輸入したワキアです。

生産者の稲原牧場では当初トニービンとの交配を考えていたようですが、ワキアの発情時にトニービンの交配予定の空きがなく、サンデーサイレンスを交配しました。

▼現役
▽3歳
永井啓弐氏の所有馬として橋田満厩舎に入厩したサイレンススズカは3歳2月の京都競馬場の新馬戦でデビューすると7馬身差をつける圧勝をします。

サイレンススズカはサンデーサイレンスの3年目の産駒で、すでに2世代だけで大成功をしていたサンデーサイレンス産駒でした

しかし、3年目の産駒からはクラシックの有力馬が出現していなかったこともあり、この新馬戦の1勝のみでクラシックの注目馬といわれました。

2戦目に皐月賞トライアルのの弥生賞を選択しますが、レースではゲートをくぐって外枠発走となったうえ、大きく出遅れて8着に敗れます。

その後500万下、プリンシパルステークスと連勝し、日本ダービーに臨みます。

日本ダービーでは抑える競馬で折り合いを欠きサニーブライアンの9着と敗れます。

サイレンススズカはこのレース以後逃げる競馬をします。

秋に神戸新聞杯に出走すると直線で大きな差をつけたため、追うのをやめるとマチカネフクキタル(後の菊花賞馬)に差され2着に敗れます。

勝てるレースを敗れたことによりこのレースに騎乗した上村洋行騎手はサイレンススズカの鞍乗を降ろされてしまいます。

このレースの後、3冠レースの菊花賞ではなく、古馬混合の天皇賞・秋に臨んだサイレンススズカは6着に敗れます。

さらにマイルチャンピオンシップでは15着、香港に遠征し、香港国際カップでも5着と敗れます。

しかし、敗れはしたものの、香港国際カップの大逃げに、可能性を感じた武豊騎手は、以後サイレンススズカのは逃げの戦法をさらに定着させます

サイレンススズカの覚醒のきっかけとされます

▽4歳
4歳となったサイレンススズカはバレンタインステークスを4馬身差で圧勝すると、中山記念、小倉大賞典も快勝し、3連勝します。

さらに金鯱賞では菊花賞馬・マチカネフクキタルらを相手に11馬身差をつけてレコードタイムで圧勝します。

このレースではゴールのはるか前で大逃げをしたサイレンススズカの勝利が確定し、拍手に迎えられてゴールします。

続く宝塚記念でもステイゴールドを抑えて5連勝、初のGT制覇をします。


秋の緒戦は毎日王冠に臨みます。

このレースにはデビューからNHKマイルカップまで5連勝中のエルコンドルパサー、デビューから朝日杯3歳ステークス(馬齢旧表記、現在の2歳)まで4連勝中のグラスワンダーの2頭の無敗の外国産馬も出走しており、サイレンススズカを含めた「3強」対決が注目されました。

その注目度はGUにもかかわらず13万人の大観衆を集めることになります。

1番人気に推されたサイレンススズカはすでに「勝利の方程式」となっていた驚異的なハイペース(このレースでは1000メートル57秒7)で逃げました。

直線で再び加速してエルコンドルパサーに2馬身1/2差をつけて圧勝します。

この時の青島アナウンサーの「どこまでいっても逃げてやる!」の実況のフレーズも印象に残っています。

サイレンススズカ、エルコンドルパサー(後に、ジャパンカップ、サンクルー大賞勝ち、凱旋門賞2着)、グラスワンダー(後に、有馬記念、宝塚記念、有馬記念のグランプリ3連覇)という名馬が唯一対戦したこのレースは「史上最高のGUレース」ともいわれています。

このレースで2着となったエルコンドルパサーはこの後ジャパンカップを勝ち、翌年にはフランスに遠征し、サンクルー大賞に勝ち、凱旋門賞でも2着する歴史的名馬となりました。

そのエルコンドルパサーが唯一敗れたサイレンススズカは、エルコンドルパサーの活躍により、さらに高い評価を受けることになります。

この後、天皇賞・秋に臨んだサイレンススズカは圧倒的1番人気に推されます。

天皇賞・秋は「サイレンススズカがどのように勝つかを観るためのレース」とまでいわれ、サイレンススズカの勝利は不動とされました。

レースでも「いつものように」驚異的なハイペースで逃げ、3コーナーへ・・・

しかし、3コーナー過ぎに故障を発症したサイレンスズカはゴールすることなく競走を中止、予後不良(安楽死)となってしまいます。

■サイレンススズカの可能性

−競走馬としての可能性−

サイレンススズカは天皇賞・秋の後はジャパンカップに参戦し、翌年にはアメリカ遠征も計画されていたといわれます。

出走予定だったジャパンカップはエルコンドルパサーが勝っており、サイレンススズカが無事だったらエルコンドルパサーとの再戦もあっただけに残念です。

またハイペースで他馬を大きく引き離して逃げ、一息いれて直線で再び加速するレースとその強さは個人的にはアメリカ遠征でも成功できたと思います。

サンデーサイレンス産駒はアメリカ競馬だけではなく、ヨーロッパ競馬にも対応していることから、サイレンススズカはヨーロッパでもある程度の成果を挙げた可能性もあります。

しかし、サイレンススズカの快速の逃げ脚は、よりアメリカ競馬に向いているかもしれません。


−種牡馬としての可能性−

競走馬としての高い能力はもちろんですが、サイレンススズカには種牡馬としても大きな可能性があったと思います。

中距離をレコード勝ちや圧勝した能力はサンデーサイレンスの最高の後継種牡馬となりえたと思います。

■血統

サイレンススズカは父が大種牡馬・サンデーサイレンス、母がアメリカからの輸入繁殖牝馬・ワキアです。

サンデーサイレンス×ミスワキ(ミスタープロペクター系)牝馬というスピード血統ですが、近親に英ダービー馬ベニーザデップ(父シルヴァーホーク)がおり、スタミナも内在していたと思われます。

ターントゥ4×5のインブリードがあります。



「史上最強の逃げ馬」「逃げる大横綱」といわれたサイレンススズカは、「サイレンススズカ」「サイレンススズカ スピードの向こう側へ・・・」でその凄さを実感できます

「世界の」エルコンドルパサーに唯一勝っている日本馬こそサイレンススズカです。

■総評
サイレンススズカは前述したように大レース勝ちは宝塚記念のみです

しかし、驚異の逃げ脚、スピードから競走成績以上に強さを感じ、個人的には日本競馬史に残る名馬だと思います


サイレンススズカを知るおすすめ作品

■競走成績
開催日 開催国 競馬場
レース名

距離


頭数
人気
着順
斤量
着差

騎手
タイム

1着(2着)


1997.2.1 京都
新馬

T1600


11

55


上村洋行
1.35.2

(パルスピード)

1997.3.2 中山
弥生賞

T2000
GU

14

55
1.5秒

上村洋行
2.03.7

ランニングゲイル


1997.2.8 京都
500万下

T1800


12


55


上村洋行
2.03.0

(ロングミゲル)


1997.5.10 東京
プリンシパルステークス

T2200


16


56
クビ

上村洋行
2.13.4

(マチカネフクキタル)


1997.6.1 東京
日本ダービー

T2400
GT

18


57
1.1秒

上村洋行
2.27.0

サニーブライアン


1997.9.15 阪神
神戸新聞杯

T2000
GU

11


56
1・1/4

上村洋行
2.00.2

マチカネフクキタル


1997.10.26 東京
天皇賞・秋

T2000
GT

16


56
1.0秒

河内洋
2.00.0

エアグルーヴ


1997.11.16 京都
マイルチャンピオンシップ

T1600
GT

18

15
55
2.9秒

河内洋
3.03.8

タイキシャトル


1997.12.14 香港 シャティン
香港国際カップ


T1800
GU

14


56.5
0.3秒

武豊
1.47.5

Val’s Prince


1998.2.14 東京
バレンタインステークス

T1800


12


55


武豊
1.46.3

(ホーセズネック)


1998.3.15 中山
中山記念

T1800
GU




56
1・3/4

武豊
1.48.6

(ローゼンカバリー)


1998.4.18 中京
小倉大賞典

T1800
GV

16


57.5


武豊
1.46.5R

(ツルマルガイセン)


1998.5.30 中京
金鯱賞

T2000
GU



58
大差

武豊
1.57.8R

(ミッドナイトベッド)


1998.7.12 阪神
宝塚記念

T2200
GT

13


58
3/4

南井克巳
2.11.9

(ステイゴールド)


1998.10.11 東京
毎日王冠

T1800
GU




59
2・1/2

武豊
1.44.9

(エルコンドルパサー)


1998.11.1 東京
天皇賞・秋

T2000
GT

12

中止
58
中止

武豊
競走中止

オフサイドトラップ


■5代血統図
ターントゥ4×5
サンデーサイレンス
Sunday Silence
アメリカ
1986 青鹿毛
Halo
アメリカ
1969 黒鹿毛
Hail to Reason Turn-to Royal Charger
Source Sucree
Nothirdchance Blue Swords
Galla Colors
Cosmah Cosmic Bomb Pharamond
Banish Fear
Almahmoud Mahmoud
Arbitrator
Wishing Well
アメリカ
1975 鹿毛
Understanding Promised Land Palestinian
Mahmoudess
Pretty Ways Stymie
Pretty Jo
Mountain Flower Montparnasse Gulf Stream
Mignon
Edel Weiss Hillary
Dowager
*ワキア
アメリカ
1989 鹿毛
Miswaki
アメリカ
1978 栗毛
Mr.Prospector Raise a Native Native Dancer
Raise You
Gold Digger Nashua
Sequence
Hopespringseternal Buckpasser Tom Fool
Busanda
Rose Bower Princequillo
Lea Lane
Rascal Rascal
アメリカ
1981 黒鹿毛
Ack Ack Battle Joined Armageddon
Ethel Walker
Fast Turn Turn-to
Cherokee Rose
Savage Bunny Never Bend Nasrullah
Lalun
Tudor Jet Tudor Minstrel
Precious Lady

サイレンススズカ スピードの向こう側へ・・・
ハイスピードで逃げ、直線でまた伸びるという「究極の逃げ馬」サイレンススズカ

その真価はGUの毎日王冠で1年後に凱旋門賞2着の快挙を成し遂げるエルコンドルパサーらに楽勝した点に見ることが出来ます。

そして勝つべきはずの天皇賞・秋で自らのスピードに脚がもたずに最悪の結末を迎えてしまいます。
競走馬としても種牡馬としても大きな可能性を秘めた快速馬でした。

エルコンドルパサーが日本馬に負けたのは、サイレンススズカだけです。



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