タイ・カッブを知るおすすめ作品（メインウェーブ）

■ＢＯＯＫ野球王タイ・カップ自伝メジャーリーグとても信じられない話	「野球王タイ・カップ自伝」「野球王タイ・カップ自伝」大リーグ史上最高の選手といわれるタイ・カッブ人種差別問題、暴力事件などから「最高の技術と最低の人格」ともいわれるタイ・カッブ悪評でも有名なようです。しかし、タイ・カッブの悪評を全て否定するわけではありませんが、人間味のあるやさしいほほえましいエピソードもあり、悪評ほどの悪人ではないと思いました。タイ・カッブが残した生涯成績がすごすぎます。生涯打率３割６分６厘、首位打者１２回（首位打者は１１回ともいわれますが、公式には１２回）、打撃３冠王（この年は盗塁王も獲得）１回、年間打率４割のいわゆる４割打者３回、大リーグ史上２位の４１９１本の安打など大リーグ関係者への「（大リーグ）史上最高の選手は誰か」のアンケートでぶっちぎりの１位それが「野球王」「球聖」ともいわれたタイ・カッブです。そのタイ・カッブの自伝が本書です。（注）本書のタイ・カッブの日本語表記がタイ・カップになっているようですが、現在（２０１５年７月１７日現在）では、タイ・カッブの日本語表記が一般的です。
	「メジャーリーグとても信じられない話」「メジャーリーグとても信じられない話」大リーグについての興味深いエピソードが綴られており、面白い内容でしたね。伝説のヒットマン・タイ・カッブについてのエピソードなどもあり、大リーガーたちの意外な性格、事実を知ることができます。誤記が多く、表現がストレートすぎるところもあるようですが、その点に注意して読めば、エピソードなどは面白いと思いました。本の内容自体は面白く、興味深いものでした。