カブラヤオー |
ホーム>>>スタディ>>>競馬>>>世界の競走馬・日本の競走馬>>>カ ■カブラヤオー■狂気の逃げ馬 |
カブラヤオー、牡、鹿毛、日本生産、日本調教 |
生没年月日・1972年6月13日−2003年8月9日 |
父ファラモンド 母カブラヤ |
生産者・十勝育成牧場 馬主・加藤よし子 |
調教師・茂木為三郎→森未之助 主戦騎手・菅原泰夫 |
競走成績・13戦11勝(11−1−0−1) 主な勝利・皐月賞、日本ダービー |
■コメント |
カブラヤオーは、1972年に生まれました。 カブラヤオーは、2冠(皐月賞、日本ダービー)馬で、無謀とも思われる驚異のハイペースで逃げるため、狂気の逃げ馬といわれました。 皐月賞と日本ダービーを勝った2冠馬馬ですが、秋は脚部不安で菊花賞に出られず、三冠ならず □カブラヤオーを知るおすすめ作品 ■2冠達成から現役引退まで 競走成績については、後述しますが、2冠達成後、脚部不安で長期休養し、復帰戦を勝ち、復帰2戦目でゲートで頭をぶつけ脳震盪を起こしたアクシデントで、生涯唯一の着外(11着)を喫し、短距離ステークス1着、オープン1着で現役引退 ■血統と種牡馬成績 父ファラモンド母カブラヤ(父ダラノーア)という血統です。 全妹に、エリザベス女王杯馬・ミスカブラヤがいます。 現役引退後は、種牡馬として、エリザベス女王杯馬・ミヤマポピー、日本ダービー2着のグランパズドリームなどを出しています。 種牡馬としては、恵まれない環境でG1馬(エリザベス女王杯のミヤマポピー)や活躍馬(日本ダービー2着のグランパズドリーム)も出しましたが、競走馬成績(2冠馬、13戦11勝)を考えると全く物足りない ■履歴 ▼現役時代 ▽2歳 カブラヤオーは、デビュー戦こそ2着でしたが、2戦目から2連勝し、2歳戦終了 ▽3歳 3歳になっても連勝を続け、3歳2戦目には、東京4歳ステークス(当時は馬齢旧表記、現在の3歳)で、牝馬のクラシック有力馬(後の牝馬2冠馬)・テスコガビーと「夢の対決」 両馬の主戦騎手・菅原泰夫騎手は、テスコガビーに騎乗しましたが、カブラヤオーがクビ差逃げ切り勝ち その後は、弥生賞を勝ち、皐月賞を勝ち、NHK杯を勝ち、日本ダービーも勝って2冠馬 日本ダービーを驚異のハイペースで逃げ切った内容で、日本競馬史上最強馬の評価も しかし、秋は、脚部不安で菊花賞に出られず、3冠ならず ▽4歳 復帰戦を勝ち、復帰2戦目で11着の後、短距離ステークス1着、オープン1着で、脚部不安で現役引退 (注) 当時は馬齢旧表記、 3歳デビューの5歳で現役引退 ▼現役引退後 現役引退後、種牡馬となり、エリザベス女王杯馬・ミヤマポピー、日本ダービー2着のグランパズドリームなどを出しています 2003年に死亡。 ▼競走成績 2歳 新馬2着、新馬1着、ひいらぎ賞1着 3歳 ジュニアC1着、東京4歳S1着、弥生賞1着、皐月賞1着、NHK杯1着、日本ダービー1着 4歳 オープン1着、オープン11着、短距離S1着、オープン1着 226 カブラヤオー ゴールドカード 東ハト まねき馬倶楽部 ■エピソード 狂気といわれた逃げは、カブラヤオーの臆病な性格を隠すため、陣営が考えた戦法で、豊富なスタミナや優れた心肺能力を生かした □カブラヤオーを知るおすすめ作品 |
■3代血統図 |
Fairway4×4 |
*ファラモンド Pharamond 1957 黒鹿毛 |
Sicanbre 1948 黒鹿毛 |
Prince Bio | ||
Sif | ||||
Rain 1946 鹿毛 |
Fair Trial | |||
Monsoon | ||||
カブラヤ 1965 黒鹿毛 |
*ダラノーア Darannour 1960 鹿毛 |
Sunny Boy | ||
Danira | ||||
ミスナンバイチバン 1959 黒鹿毛 |
*ハロウェイ Harroway |
|||
*スタイルバッチ | ||||
カブラヤオー |