名盤(ロック・ポップス)(ビートルズ以外)勝手にしやがれ!!−セックス・ピストルズ |
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■勝手にしやがれ!!−セックス・ピストルズ■ 『NEVER MIND THE BOLLOCKS(勝手にしやがれ!!)』 パンク・ロックの代名詞であるセックス・ピストルズ真の意味での唯一のオリジナル・アルバム・・・ 早急で粗い音楽をイメージすることも多いセックス・ピストルズですが、改めて聴くと意外とゆっくりでポップ度も高い作品です。 (爆発力・瞬発力などは感じますが・・・) このアルバムについての評価は賛否両論で、セックス・ピストルズ及び本作を否定する人の考えも納得はしますが、個人的には時代を変革したという意味では本作は名盤だと思います。 破壊から創造が生まれる・・・といわれますが、パンク・ロックは、閉塞感のあったロック・シーンに吹き荒れた台風だったのかもしれません。 (パンク・ロックという「台風」の後には、新たなる音楽の潮流が・・・) 時代を変えた・・・という意味では、個人的にはニルヴァーナの 『ネヴァーマインド』と似ているように感じます。 イギリス(ロンドン)で起こった1970年代後半のパンク・ムーブメントのアメリカ版が1990年代のグランジ・ロックだという人もいますが、パンク・ロックの代名詞であるセックス・ピストルズとグランジ・ロックの代名詞のニルヴァーナは、時代を変革した点で似ていると思います。 そして時代を変えた作品として『ネヴァーマインド』(ニルヴァーナ)・・・そして、『勝手にしやがれ!!』(セックス・ピストルズ)があると思います。 それこそが両バンド(ニルヴァーナとセックス・ピストルズ)に共通の「特別性」かもしれません。 この『勝手にしやがれ!!』を音楽性で評価し、名盤というわけでもなく、時代を変えたという意味で名盤と評価します。 音楽のもつ破壊性、時代を変える力、ロック音楽のもついい意味での「やばさ」、尖がった音・・・これこそが本作の真骨頂です。 ※本当は、国内盤の通常盤を探しましたが、コストパフォーマンスなどの関係から輸入盤の通常盤を選択・・・ 関連記事:名盤ーネヴァーマインド |
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