大リーグ史上最高の選手は? |
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■大リーグ史上最高の選手は?■ 野球の大リーグ史上最高の選手は誰かと問われたら、私はタイ・カッブ選手を挙げますね。 ポジションは外野手です。 タイ・カッブ選手は、ベーブ・ルース選手と並び称される選手です。 「球聖」「野球王」ともいわれます。 ホームランの魅力を世間に知らしめ、「野球の神様」ともいわれたベーブ・ルース選手もたしかに偉大で、アメリカ大リーグ史上最も知られる選手だと思いますが、それでもタイ・カッブ選手は、大リーグ史上最高の選手だと思いますね。 □タイ・カッブを知るおすすめ作品 タイ・カッブ選手は、勝負へのあくなき執念と必要以上の強いこだわり、人種差別問題や人格などの悪評から「最高の技術と最低の人格」「大リーグ史上最も偉大かつ最も嫌われた選手」ともいわれました。 悪評をすべて否定するわけではありませんが、両親の不幸な事件を振り払うために野球に打ち込んだ、困窮しているかつての野球仲間に定期的に送金していたなどのエピソードから、一般にいわれている悪評ほど、タイ・カッブ選手は悪人ではないと個人的には思いますが・・・ 凶暴の面のある性格、数々の暴力事件も自分の身を保身するためにしかたなかった面もあるような気がします。 タイ・カッブ選手のほほえましいエピソードや人間的やさしさなどのエピソードもあり、一般に伝わるほど悪人ではなかったのかもしれません。 野球選手としては、「最高の技術」を持ち、「大リーグ史上最も偉大な選手」ではあったようです。 タイ・カッブ選手は、打撃3冠王(同一年に首位打者・本塁打王・打点王を獲得)を1回(大リーグ記録は2回)と年間で打率4割を超えるいわゆる「4割打者」を3回=大リーグ記録(!!、タイ・カッブも含め大リーグ史上2人が達成)達成しています。 本塁打の少なかった時代の代表選手で、1909年の打撃3冠王は、本塁打9本が全てランニング本塁打(史上唯一)でした。 今日の細かい野球である「スモール・ベースボール」を体言していた選手で、今日の「スモール・ベースボール」の再評価や見直しで、タイ・カッブ選手の細かい野球(いわゆる「スモール・ベースボール」)が再評価され、見直されています。 豪快な本塁打時代を開いたベーブ・ルース選手とは、多くの点で対極であり、野球に対する考え方なども違いましたが、ベーブ・ルース選手が多くの本塁打を打ちながら、高打率を挙げたことを認める発言もタイ・カッブ選手はしています。 タイ・カッブ選手は、打撃3冠王の際、盗塁王(!)も獲得しており、打撃6冠王(他に安打数=最多安打と出塁率)=大リーグ記録=大リーグ史上唯一(!!)しています。 他にも得点数、塁打数、長打率、OPSなどでリーグトップ!! 打撃全タイトル独占=大リーグ記録=大リーグ史上唯一(首位打者、本塁打王、打点王、盗塁王、安打数=最多安打)。 「4割打者」を3回も達成しており、首位打者12回(9年連続を含む)=大リーグ記録(!!)、生涯の終身打率3割6分6厘=大リーグ記録(!!)を挙げています。 (注)・・・ 記録の見直しで、タイ・カッブ選手の首位打者を11回とする場合もありますが、いずれにしてもタイ・カッブ選手の首位打者の回数は大リーグ記録です。 (公式記録では、タイ・カッブ選手の1910年の首位打者は変更されず、首位打者の回数は12回) (公式記録では、1914年もタイ・カッブ選手が首位打者だが、ケガで出場不足で、首位打者ではないとの指摘もあります) 通算24年、3035試合、11434打数、4191安打(ピート・ローズ、イチローに次ぐ大リーグ史上3位、※イチローは日米通算、2015年8月21日現在)、117本塁打、1937打点、892盗塁で打率3割6分6厘(大リーグ史上1位)という驚異的数字を挙げています。 ・主な打撃タイトル・・・首位打者12回、本塁打王1回、打点王4回、盗塁王6回 ・打撃三冠王1回(盗塁王も獲得) ・4割打者3回 ・1936年、アメリカ野球殿堂入り (注)赤太字は大リーグ記録 タイ・カッブ選手で少なかったのは、本塁打ぐらいですが、その本塁打も打つ必要にせまられて「予告本塁打」を何度か記録したことがあり、本塁打も打つ気になれば、ある程度打てたような感じがします。 大リーグ内での評価・・・・・ 1942年に、大リーグの監督や引退した名選手らを対象に、「(大リーグ)史上最高の選手は誰か?」とのアンケートが行われ、最終的に回収できた票数は102票で、そのうちタイ・カッブ選手一人で半数を超える60票を獲得し、1位となりました。 他を圧倒していますね。 私は、大リーグ史上最高の選手は、タイ・カッブ選手だと思いますね。 タイ・カッブの日本語表記・・・ タイ・カッブ選手は、日本語表記でタイ・カップ選手と表記されることもありますが、今日ではタイ・カッブ選手が一般的です。 □タイ・カッブを知るおすすめ作品 関連記事:いろいろなスポーツの主要記録(野球の項目を参照) 関連記事:タイ・カッブ(本記事に、加筆・一部修正した記事です) 関連記事:タイ・カッブを知るおすすめ作品(本文中にもリンクあり) |
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