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スノーフェアリーの活躍に思う
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■コラム■■■■■
■スノーフェアリーの活躍に思う■

最近の世界の競馬で興奮し、歓喜したニュースといえば、私としては、世界最高峰のレースの一つといわれる凱旋門賞で、日本調教馬のナカヤマフェスタの2着好走の快挙と英オークス、愛オークスを勝ったアイルランド調教馬のスノーフェアリーの日本でのエリザベス女王杯圧勝、香港での香港カップ優勝の「国」の違いや「馬場」の差を問わない活躍、強さだったと思います。

ナカヤマフェスタの凱旋門賞2着は、歴史的な快挙で、日本競馬のレベルアップも感じましたが、同時にこのレースを勝った英ダービー馬・ワークフォースのヨーロッパ調教馬の「底力」、ヨーロッパ競馬の「奥深さ」、世界の競馬の「壁の厚さ」も、あらためて感じました。

スノーフェアリーの日本でのエリザベス女王杯での圧勝は、圧巻でしたね。

私の競馬観は、(レースや競走馬の)「格」や「血統」を重視します。

その意味で、エリザベス女王杯において、英オークス、愛オークスを勝ったスノーフェアリーは、実績断然で、私の競馬観では、「格」の高いレースを勝った競走馬でした。

スノーフェアリーで、懸念されたのは、日本の馬場が合うかが未知数な点だけでした。

しかし、スノーフェアリーは、「国」の違いや「馬場」の差を問題とせず、牝馬3冠馬であるアパパネらを相手にエリザベス女王杯を圧勝し、世界レベルの力の差を見せ付けました。

スノーフェアリーは、この後、香港でも香港カップを快勝しています。

スノーフェアリーは、さらに次の年も勝てないものの凱旋門賞などに3着と好走し、エリザベス女王杯を連覇しています。

私は、「本当に強い馬は、国の違いや馬場の違いを問わない」、「名馬は惨敗しない」との競馬に対する考えがあり、スノーフェアリーの国や馬場の違いを感じさせない強さや、大敗したレースがラドリーステークスでの9着以外は全て4着以内であることから、前記の考えをある程度は具現化していると思いますし、うれしく思います。(2012年5月6日現在)


「名馬は惨敗しない」という点では、シンボリルドルフの1985年の天皇賞・秋を想起させます。

レースは、伏兵のギャロップダイナの優勝でしたが、シンボルルドルフは、休み明けの久々のレースで、レコード決着、しかもハイペースのレースで、不利といわれる東京競馬場の大外枠で、暴走ともいえる4コーナーでの早くも先頭へ進出するレース振りで、有力馬のウインザーノット、ニホンピロウイナーを競り落とし、ゴール前で、伏兵・ギャロップダイナの強襲に惜敗して2着に敗れます。

並みの一流馬なら、惨敗してもおかしくないレースだったと思いますが、シンボリルドルフは2着に入り、「敗れてなお強し」を感じされ、「名馬は惨敗しない」とあらためて考えさせたレースでした。


スノーフェアリーの「国」の違いや「馬場」の違いを問わない「強さ」は、私の競馬に対する考えである「本当に強い馬は、国の違いや馬場の違いを問わない」を具現化してくれたと思います。

その意味で、スノーフェアリーの活躍は、私にとってうれしかったですね。

ちなみにスノーフェリーは、1歳のセリで、買い手が付かず、生産者が1800ユーロ(当時のレートで約23万円)で主取りだったといわれています。

この時点で、スノーフェアリーは、競走馬として極めて評価が低かったわけです。

その後のスノーフェアリーの活躍を考えると驚きますね。

競馬の奥深さ、ロマン、血統の不思議さを感じさせます。


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