第4回ジャパンカップ |
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■第4回ジャパンカップ■ 第4回ジャパンカップは、カツラギエースが日本馬として初めて勝ったレースです。 日本馬として初めてジャパンカップを勝ったカツラギエースは3冠馬・ミスターシービーと同世代です。 ミスターシービーの3歳クラシックにおける最大のライバルがメジロモンスニーだったとすれば古馬になってからの最大のライバルはカツラギエースでした。 (1歳年下の3冠馬・シンボリルドルフは、彼の強さに対抗できるライバルはいなかったと見るのが正しいのかも・・・あえていえば皐月賞までのビゼンニシキぐらいか・・・) カツラギエースは3歳時、皐月賞ではミスターシービーの11着、日本ダービートライアルだったNHK杯を勝ちましたが日本ダービーはミスターシービーの6着、秋に菊花賞トライアルの京都新聞杯でミスターシービーが4着に敗れるなか優勝しましたが、菊花賞では距離が長すぎたこともあり、ミスターシービーの20着と敗れました。 3歳時のカツラギエースはトライアルに強いが本番では勝てない「トライアル・ホース」といわれました。 しかし4歳となるとミスターシービーが脚部不安で不在のなか、重賞2連勝をし春のグランプリ・宝塚記念も優勝・・・ついにGT初制覇をします。 秋に毎日王冠で長期休養明けのミスターシービーの追い込みを抑えて優勝、しかし天皇賞・秋ではまたもミスターシービーの5着と敗れます。 そして迎えた第4回ジャパンカップ・・・。 この年の注目はミスターシービー、シンボリルドルフの2頭の3冠馬に集まっていました。 (ミスターシービーが1番人気、この年無敗で3冠馬となったシンボリルドルフは4番人気、カツラギエースは10番人気) レースでは初めて白い覆面をつけたカツラギエースが大胆に逃げて、後続馬が牽制し合うなかで大きなリードを保ち直線で追われるとシンボリルドルフ、世界の強豪らの追撃を抑えて優勝しました。シンボリルドルフ3着、ミスターシービーは10着でした。 世界の強豪を相手に逃げ切り・・・この快挙は場内の観客も静まり返る驚きの勝利でした。 続く引退レースとなった有馬記念でもシンボリルドルフの2着に粘り、ジャパンカップ優勝の力を示しました。ミスターシービーは3着。 結局ミスターシービーとは4勝4敗・・・対戦成績、内容からもミスターシービーの最大のライバルだったといってよいでしょう。 種牡馬としては目立った産駒を出していません。 2000年に心臓発作のため死亡。 |
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