ライスシャワー |
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ライスシャワー、牡、黒鹿毛、日本生産、日本調教 |
生没年月日・1989年6月4日−1995年6月4日 |
父リアルシャダイ 母ライラックポイント |
生産者・ユートピア牧場 馬主・栗林英雄 |
調教師・飯塚好次 主戦騎手・、的場均 |
競走成績・25戦6勝(6−5−2−12) 主な勝利・菊花賞、天皇賞・春2回 |
■コメント |
ライスシャワーは、1989年に生まれました。 1992年の菊花賞、1993年・1995年の天皇賞・春を制す 菊花賞ではミホノブルボンのクラシック3冠、天皇賞春(1回目)ではメジロマックイーンの天皇賞・春3連覇を阻止し、長距離の「刺客」といわれた 1995年の宝塚記念のレース中に骨折し、予後不良(安楽死処分) 1995年のJRA賞特別賞 小柄な馬でも知られます 同世代にミホノブルボン(皐月賞、日本ダービー) □ライスシャワーを知るおすすめ作品 ■血統 ライスシャワーは、父リアルシャダイ母ライラックポイント(父マルゼンスキー)という血統です 父リアルシャダイは長距離戦に強い血統 母ライラックポイントは、39戦4勝 ライスシャワーの半妹にフラワーカップ2着のクリダリアなどがいます 近親にクリバロン(京都大障害・秋)、3代母クリノホシの全兄に2冠馬のクリノハナ(皐月賞、日本ダービー) ■履歴 ▼現役時代 ▽2歳 3戦2勝 ▽3歳 8戦1勝 (菊花賞) (皐月賞がミホノブルボンの8着、日本ダービーがミホノブルボンの2着、有馬記念がメジロパーマーの8着) ▽4歳 7戦2勝 (天皇賞・春) (天皇賞・秋がヤマニンゼファーの6着、ジャパンカップがレガシーワールドの14着、有馬記念がトウカイテイオーの8着) ▽5歳 3戦0勝 (有馬記念がナリタブライアンの3着) ▽6歳 4戦1勝 (天皇賞・春) (宝塚記念が競走中止・1着はダンツシアトル) JRA賞特別賞・・・ 競走成績(レース名の馬齢旧表記)・・・ 2歳 新馬1着、新潟3歳S11着、芙蓉S1着、 3歳 スプリングS4着、皐月賞8着、NHK杯8着、日本ダービー2着、セントライト記念2着、京都新聞杯2着、菊花賞1着、有馬記念8着 4歳 目黒記念2着、日経賞1着、天皇賞・春1着、オールカマー3着、天皇賞・秋6着、ジャパンカップ14着、有馬記念8着 5歳 京都記念5着、日経賞2着、有馬記念3着 6歳 京都記念6着、日経賞6着、天皇賞・春1着、宝塚記念中止 ▼特徴 小柄で、絞り込んだマラソンランナーのような高速ステイヤー 菊花賞、天皇賞・春(1回目)ともに当時のレコード 上記2レースは「ターゲット」(ミホノブルボン、メジロマックイーン)をマークし、差し切る「刺客」ぶりを見せたが、天皇賞・春(2回目)では、3コーナーからロングスパートし、ステージチャンプの追撃をハナ差でしのぐ「根性」の勝利 淀(京都競馬場)(菊花賞、天皇賞・春2回は京都競馬場のレース)を得意とし、「淀の刺客」ともいわれたが、予後不良となった宝塚記念は、例年行われる阪神競馬場ではなく、改修工事でその得意の京都競馬場(淀)で行われた 1995年に死亡 淀(京都競馬場)に愛され(菊花賞・天皇賞・春2回の優勝)、淀に散った(淀の宝塚記念での予後不良)「最強の刺客」ライスシャワーの激戦を収録 名馬列伝 ライスシャワー ライスシャワーの栄光の舞台は、その刺客ぶり(菊花賞、1度目の天皇賞・春)とロングスパートで勝ち取った2度目の天皇賞・春で、いつも淀でした そして最期の舞台(宝塚記念の予後不良)も淀になるとは 関連記事:コラム「ライスシャワーの2度目の天皇賞制覇」 □ライスシャワーを知るおすすめ作品 |
■3代血統図 |
*リアルシャダイ Real Shadai 1979 黒鹿毛 |
Roberto 1969 鹿毛 |
Hail to Reason | ||
Bramalea | ||||
Desert VIxen 1970 黒鹿毛 |
In Reality | |||
Desert Trial | ||||
ライラックポイント 1979 鹿毛 |
マルゼンスキー 1974 鹿毛 |
NIjnsky |
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*シル Shill |
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クリカツラ 1962 黒鹿毛 |
*テイエポロ Tiepolo |
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クリノホシ | ||||
ライスシャワー |