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メジロマックイーン
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■史上最強馬RANKING−日本−INDEX■■■■■

シンボリルドルフ ディープインパクト エルコンドルパサー サイレンススズカ シンザン
マルゼンスキー スペシャルウィーク グラスワンダー サクラローレル ナリタブライアン
テイエムオペラオー メジロマックイーン トウカイテイオー ビワハヤヒデ マヤノトップガン
タマモクロス オグリキャップ トウショウボーイ テンポイント スピードシンボリ
ミスターシービー

■メジロマックイーン■父子3代天皇賞馬 RANKING12位
メジロマックイーン、牡、芦毛、日本生産、日本調教
生没年月日・1987年4月3日−2006年4月3日
父メジロティターン 母メジロオーロラ
生産者・吉田堅  馬主・メジロ商事
調教師・池江泰郎  主戦騎手・武豊
競走成績・21戦12勝(12−6−1−2) 主な勝利・菊花賞、天皇賞・春2回、宝塚記念
■コメント
メジロマックイーンは、菊花賞、天皇賞・春2回、宝塚記念と4つの大レースを制しました。


最強の名馬 メジロマックイーン

メジロマックイーンは長距離での強さから「最強ステイヤー」ともいわれましたが、2000メートルや2400メートルでもレコード勝ちしているように中距離、中長距離にも強さを発揮しました

21戦12勝2着6回3着1回、4着以下は1位入線ながら18着降着なった天皇賞・秋を除けば、ジャパンカップの4着のみの抜群の安定感を示しました

瞬発力のなさが唯一の弱点だったかもしれません


長距離に強いステイヤーといわれますが、中距離でのスピードも有し、距離適正は万能に近かったといえるかもしれません。

祖父メジロアサマ、父メジロティターンに続く父子3代に渡る天皇賞馬となっています。


メジロマックイーンを知るおすすめ作品

■履歴
▼誕生
メジロマックイーンは1987年(昭和62年)4月3日に北海道伊達町の吉田堅牧場で誕生しました。

父が天皇賞馬・メジロティターン、母メジロオーロラで、半兄には菊花賞、有馬記念を勝ったメジロデュレンがいます。

(メジロマックイーンを生産した吉田堅牧場は、母メジロオーロラをメジロ牧場から預託されていました)

▽3歳
メジロ商事の所有馬として池江泰郎厩舎に入厩したメジロマックイーンのデビューは3歳2月(当時は馬齢旧表記)でした。

村本義之騎手を背にデビュー戦を飾ったメジロマックイーンは、日本ダービーへの期待もかけられますが、骨膜炎(ソエ)の影響もあり、その後は2着、3着と惜敗を続け、目標を菊花賞に切り替え、秋まで休養に入ります。

秋に復帰すると、復帰戦は2着、その後自己条件を連勝すると、半兄・メジロデュレンが前年に勝った嵐山ステークスに出走します。

ここで2着に敗れ、賞金不足で菊花賞への出走が危ぶまれますが、回避馬が出て出走にこぎつけます。

菊花賞では、前年の覇者であるメジロデュレンの半弟、長距離向きの血統などが注目され、4番人気となります。

ちなみに1番人気は春に惜敗続きだったメジロライアンでした。

レースでは先行して、4コーナーから先頭をうかがい、そのまま押し切ってホワイトストーンに1馬身1/4差をつけて優勝をします。

1番人気のメジロライアンは3着となり、同レースを実況した杉本清アナウンサーは「メジロはメジロでもマックイーンの方だ」と言っています。

▽4歳
メジロマックイーンの4歳は、阪神大賞典からスタートし、1着となります。

天皇賞・春に1番人気で臨んだメジロマックイーンは、菊花賞同様に先行し、直線で抜け出して2着のプレクラスニーに2馬身1/2差をつけて優勝し、1984年に亡くなったメジロ牧場のオーナーブリーダー・北野豊吉氏の悲願であった父子3代天皇賞制覇を達成します。
表彰式では騎乗した武豊騎手が、故北野豊吉氏の写真を掲げました。

続く宝塚記念でも1番人気になるも、直線で先に抜け出したメジロライアンをとらえきれず2着に敗れます。

秋の緒戦・京都大賞典を快勝します。

そしてタマモクロス以来の天皇賞春秋連覇を目指し、天皇賞・秋に駒を進めます。

レースではプレクラスニーに6馬身差をつけて1位で入線しますが、スタート直後に18位で入線したプレジデントシチーの進路を妨害したことにより、18着に降着となります。

これはGTでは史上初の降着処分でした。

武豊騎手がスタート直後に内に斜行して降着となった一因には、天皇賞・秋の舞台である当時の東京2000メートルの1コーナーまでの直線が短い外枠不利があると思います。

18頭中で内から13番目の比較的外から発走となったため、その不利を挽回しようとしたためと思われます。

今回のように1コーナーに外枠の馬が殺到する危険はレイアウト上以前から指摘されていました。

2002年の東京競馬場の改修ではスタートから1コーナーまで新たに直線が約100メートル設定されることになります。

(ちなみに1989年の桜花賞で武豊騎手は、やはりスタートから1コーナーから2コーナーにかけて窮屈で外枠不利といわれる阪神1600メートルの舞台で、シャダイカグラに騎乗してスタートで出遅れたことが逆に幸いし、内に入ることが出来て見事に優勝しています、2006年の阪神競馬場の改修で不利は改善されています)

メジロマックイーンの圧勝と思われたレースの降着には賛否両論が起こりました。

個人的にはレースの厳格性、公平性の観点からメジロマックイーンやその関係者には気の毒で悲しい結末ですが、降着もやむをえなかったかと思います。

その後ジャパンカップではゴールデンフェザントの4着、有馬記念でもダイユウサクの強襲に2着に敗れています。

▽5歳
前年と同じ阪神大賞典からスタートしたメジロマックイーンは同レースを連覇します。

そして天皇賞・春連覇を目指して、同レースに駒を進めます。

この年の天皇賞・春は、デビュー以来7戦7勝と無敗を続けていた2冠馬(皐月賞、日本ダービー)・トウカイテイオーとメジロマックイーンとの「世紀の対決」に注目が集まりました。

レースでは直線力強く抜け出し、2着のカミノクレッセに2馬身1/2差をつけて天皇賞・春連覇を達成します。

トウカイテイオーは5着に敗れました。

この後、宝塚記念を目指しての調教中に骨折をして長期休養を余儀なくされます。

▽6歳
骨折による長期休養明けとなったサンケイ大阪杯をレコードで快勝したメジロマックイーンは天皇賞・春3連覇を目指して、同レースに向かいます。

天皇賞・春では直線で先頭に立つも、メジロマックイーンを徹底マークしていた「関東の刺客」ライスシャワーに差し切られ2着に敗れます。

ライスシャワーは前年も菊花賞で3冠馬に王手をかけていたミホノブルボンを直線で差し切り、ミホノブルボンの3冠を阻止していますが、この天皇賞・春ではメジロマックイーンの天皇賞・春3連覇を阻止しました。

この後、宝塚記念でイクノディクタス以下に快勝します。

秋の緒戦、京都大賞典をレコードで快勝します。

しかし天皇賞・秋を前に脚元の故障で引退しています。

▽種牡馬として
メジロアサマ、メジロティターンから3代目の内国産種牡馬として、さらに父子4代天皇賞馬の期待をされて、バイアリタークからヘロド、トウルビヨンを通じてパーソロンへつながり、ノーザンダンサーネイティブダンサー、ロイヤルチャージャーなどの主流血脈を持たない異系の血統で、5代までアウトブリードであることも注目され、大いに期待されて種牡馬になります。

しかし、エイダイクイン(クイーンカップ)、タイムフェアレディ(フラワーカップ)、ヤマニンメルベイユ(中山牝馬ステークス、クイーンステークス)、ホクトスルタン(目黒記念)などを出しました

主な産駒・・・
エイタイクイン(クイーンカップ)
タイムフェアレディ(フラワーカップ)
ヤマニンメルベイユ(中山牝馬ステークス、クイーンステークス)
ホクトスルタン(目黒記念)
デイアジーナ(フローラステークス、クイーンカップ)

グランアクトゥール(中央1勝、種牡馬)
ギンザグリングラス(中央・南関東で計3勝、種牡馬)

母の父として・・・
ドリームジャーニー(有馬記念、宝塚記念、朝日杯フューチュリティステークスなど)
オルフェーヴル(日3冠=皐月賞、日本ダービー、菊花賞、有馬記念2回、宝塚記念、凱旋門賞(フランス)2着2回など)
ゴールドシップ(皐月賞、菊花賞、有馬記念、宝塚記念、天皇賞・春など)
タイセイレジェンド(JBCスプリントなど)

フェイトフルウォー(セントライト記念、京成杯)
フーラブライト(愛知杯、中山牝馬ステークス)
ラブイズブーシェ(函館記念)

2006年4月3日に死亡しています

■血統
前述の通り、メジロマックイーンは、父系がバイアリタークからヘロド、トウルビヨンを経てパーソロン、メジロアサマ、メジロティターンへつながる異系であり、ノーザンダンサーネイティブダンサー、ロイヤルチャージャーなどの主流血脈を持たず、5代までアウトブリードであることも配合の幅があり注目されました。

半兄に菊花賞、有馬記念を勝ったメジロデュレンがいます。

母系にはリマンド、ヒンドスタンと長距離に強さを見せた種牡馬が配合されており、スタミナが強化されています。

牝系はイギリスからの小岩井農場の基礎輸入牝馬・オーグメントを流れを汲みます。

特に曾祖母のアサマユリは牝系を大きく広げています。

▽天皇賞父子3代制覇のエピソード
メジロマックイーンの祖父で天皇賞・秋を勝ったメジロアサマは授精率が低いながら、少ない産駒から天皇賞・秋を勝ち、メジロマックイーンの父となるメジロティターンを出しました。

メジロアサマの孫にあたるメジロマックイーンの誕生には、メジロ牧場の創設者でオーナーブリーダーであった北野豊吉氏の存在があります。

メジロマックイーンの祖父であるメジロアサマは、前述のとおり授精率が低く、種牡馬としては多くの産駒を残せず失格ともいえましたが、豊吉氏は辛抱強くメジロアサマを自身の牧場の牝馬に配合し続け、フランスからの輸入繁殖牝馬である良血のシェリルからメジロティターンを輩出しました。

メジロ牧場は豊吉氏により「天皇賞馬を生産すること」を最大の目標としており、メジロアサマ、メジロティターンと父子制覇を果たしたことにより、「メジロティターンの子で天皇賞父子3代制覇」が豊吉氏の目標となりました。

豊吉氏は、天皇賞父子3代制覇を見ることなく亡くなりますが、その後メジロマックイーンによってこの偉業が達成されました。

▼メジロマックイーンの特徴
メジロマックイーンは長距離に強さを発揮し、天皇賞・春連覇で最強ステイヤーといわれる一方で2000メートルのサンケイ大阪杯、2400メートルの京都大賞典をレコード勝ちするなど中距離、クラシックディスタンスにも強さを発揮しました。

距離適正では万能に近かったのかもしれません。

21戦12勝2着6回3着1回と安定した戦績を残しており、「欠点の少ない競走馬だった」といえますが、唯一の欠点はスローペースになった時の瞬発力だったかもしれません。

1位入線しながら18着降着となった天皇賞・秋を除けば、唯一3着以内を外したジャパンカップの4着は、「スローペースでの瞬発力」の差が出た結果だと思います。

武豊騎手が「掴み所にない馬」、「強いが、強さを感じさせない馬」と評価したように、メジロマックイーンには「不思議な底力」が備わっていたと思います。

祖父のメジロアサマにもそのような要素を感じますが、特に父のメジロティターンにその要素が顕著だったように思います。

激走しているようには感じなくても驚くべき強さを発揮して勝つことがあり、この「不思議な底力」は同じパーソロン系のシンボリルドルフにも感じました。

個人的見解ながらこのような「不思議な底力」は、パーソロンのブルードメアサイヤーであるファリス(フランスで3戦全勝、いずれも圧勝)から受け継いだものと思います。

メジロマックイーンは、長距離だけでなく、中距離でのスピードもあり、弱点といえば瞬発力不足だけかもしれません

パーソロン系に時々見られる「不思議な底力」も感じられました

メジロマックイーンの強さは、「最強の名馬 メジロマックイーン」で見ることが出来ます

種牡馬時代にメジロマックイーンは、サンデーサイレンスと仲がよく、気性が荒いサンデーサイレンスもメジロマックイーンがそばにいると大人しかったことが多く、両馬の放牧地は隣同士だったそうです。


メジロマックイーンを知るおすすめ作品

■競走成績
開催日 開催国 競馬場
レース名

距離


頭数
人気
着順
斤量
着差

騎手
タイム

1着(2着)


1990.2.3 阪神
新馬

D1700


10

55
1・3/4

村本義之
1.47.7

(ハギノレジェンド)


1990.2.25 阪神
ゆきやなぎ賞

T2000


13

55


村本義之
2.04.6

シンボリデーバ


1990.5.12 京都
あやめ賞

T2200


15

55
0.4秒

村本義之
2.17.5

ホウユウロイヤル


1990.9.2 函館
渡島特別

D1700


10

55
アタマ

内田浩一
1.46.6

マンジュデンカブト

1990.9.16 函館
木古内特別

D1700




55
3/4

内田浩一
1.47.3

(リキサンロイヤル)


1990.9.23 函館
大沼ステークス

T2000


14

54
1・3/4

内田浩一
2.04.5

(トウショウアイ)


1990.10.13 京都
嵐山特別

T3000




55


内田浩一
3.06.6

ミスターアダムス


1990.11.4 京都
菊花賞

T3000
GT

17

57
1・1/4

内田浩一
3.06.2

(ホワイトストーン)


1991.3.10 中京
阪神大賞典


T3000
GU



58
1・1/4

武豊
3.07.3R

(ゴーサイン)


1991.4.28 京都
天皇賞・春

T3200
GT

15

58
2・1/2

武豊
3.18.8

(ミスターアダムス)


1991.6.9 京都
宝塚記念

T2200
GT

10

56
1・1/2

武豊
2.13.8

メジロライアン


1991.10.6 京都
京都大賞典

T2400
GU

18

57
1・1/4

武豊
2.26.5

(メイショウビクトリア)


1991.10.27 東京
天皇賞・秋

T2000
GT

18

18
58
降着

武豊
1位降着

プレクラスニー


1991.11.24 東京
ジャパンカップ

T2400
GT

15

57
0.6秒

武豊
2.25.3

ゴールデンフェザント


1991.12.22 中山
有馬記念

T2500
GT

15

57
1・1/4

武豊
2.30.8

ダイユウサク


1992.3.15 阪神
阪神大賞典

T3000
GU



59


武豊
3.13.5

(カミノクレッセ)


1992.4.26 京都
天皇賞・春

T3200
GT

14

58
2・1/2

武豊
3.20.0

(カミノクレッセ)


1993.4.4 阪神
サンケイ大阪杯

T2000
GU

16

59


武豊
2.03.3R

(ナイスネイチャ)


1993.4.25 京都
天皇賞・春

T3200
GT

14

58
2・1/2

武豊
3.17.5

ライスシャワー


1993.6.13 阪神
宝塚記念

T2200
GT

11

56
1・3/4
武豊
2.17.7

(イクノディクタス)


1993.10.10 京都
京都大賞典

T2400
GU

10

59
3・1/2


武豊
2.22.7R

(レガシーワールド)


■5代血統図
アウトブリード
メジロティターン
北海道 伊達
1978 芦毛
メジロアサマ
北海道 新冠
1966 芦毛
*パーソロン
Partholon
Milesean My Babu
Oatflake
Paleo Pharis
Colonice
スヰート
Sweet Sixteen
First Fiddle Royal Minstrel
Rueful
Blue Eyed Momo War Admiral
Big Event
シェリル
Cheryl
フランス
1971 鹿毛
スノッブ
Snob
Mourne Viuex Manoir
Ballynash
Senones Prince Bio
Sif
Chanel Pan Atys
Pretty Gift
Barley Corn Hyperion
Schiaparelli
メジロオーロラ
北海道 伊達
1978 栗毛
*リマンド
Remand
イギリス
1965 栗毛
Alcide Alycidon Donatello
Aurora
Chenille King Salmon
Sweet Aloe
Adomonish Palestine Fair Trial
Una
Warning Chanteur
Vertencia
メジロアイリス
北海道 浦河
1964 黒鹿毛

ヒンドスタン
Hindostan
Bois Roussel Vatout
Plucky Liege
Sonibai Solario
Udaipur
アサマユリ ボストニアン *セフト
神正
トモエ 月友
アスエ

最強の名馬 メジロマックイーン
メジロマックイーンは長距離での強さから「最強ステイヤー」ともいわれましたが、2000メートルや2400メートルでもレコード勝ちしているように中距離、中長距離にも強さを発揮しました
21戦12勝2着6回3着1回、4着以下は1位入線ながら18着降着なった天皇賞・秋を除けば、ジャパンカップの4着のみの抜群の安定感を示しました
瞬発力のなさが唯一の弱点だったかもしれません



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