アローエクスプレス |
アローエクスプレス、牡、鹿毛、日本生産、日本調教 |
生没年月日・1967年4月10日−1991年3月5日 |
父スパニッシュエクスプレス 母ソーダストリーム |
生産者・三澤牧場 馬主・伊達秀和 |
調教師・高松三太 主戦騎手・加賀武見、柴田政人 |
競走成績・14戦7勝(7−3−0−4) |
■コメント |
アローエクスプレスは、1967年に生まれました。 1969年の朝日杯3歳ステークス(当時は馬齢旧表記、現在の2歳)を勝ち、啓衆社賞最優秀3歳牡馬(馬齢旧表記、現在の2歳) クラシックでは、タニノムーテイエのライバル □アローエクスプレスを知るおすすめ作品 ■血統 父スパニッシュエクスプレスは、イギリスのミドルパークステークスの勝ち馬の短距離血統 半姉に重賞2勝のミオソチス(父メイヂヒカリ)、全弟にトルーエクスプレス、半弟にサンシャインボーイ(テスコボーイ)、甥に皐月賞馬・ファンタストがいる 近親に大種牡馬・ヒンドスタン バンブーアトラス(日本ダービー)と同系の牝系 ■履歴 ▼現役時代 ▽2歳 1969年9月のデビューから4連勝で朝日杯3歳ステークス(馬齢旧表記、現在の2歳)を制す この年は、啓衆社賞最優秀3歳牡馬(馬齢旧表記、現在の2歳) ▽3歳 年明けの1970年の京成杯を勝ち、スプリングステークスでタニノムーテイエの2着と初黒星 続く皐月賞もタニノムーテイエの2着 NHK杯でタニノムーテイエを下し、優勝するが、日本ダービーはタニノムーテイエの5着 秋に、セントライト記念が出走取消で、京都杯2着で、菊花賞がダテテンリュウの9着 タニノムーテイエは喘鳴症で11着に敗れている 有馬記念がスピードシンボリの4着 ▽4歳 年が明け、1971年のスプリンターズステークスが4着 14戦7勝 ▼現役引退後 現役引退後は、冷遇されていた内国産種牡馬で優れたスピード能力と良血で人気を集め、初年度産駒から桜花賞、オークスを勝ったテイタニアを出し、桜花賞馬・リーゼングロス、オークス馬・ノアノハコブネや重賞勝ち馬を出し、重賞1勝のリードワンダーが後継種牡馬 主な産駒・・・ テイタニア(桜花賞、オークスなど) リーゼングロス(桜花賞など) ノアノハコブネ(オークス) ジュウジアロー(牝馬東京タイムズ杯、新潟記念、毎日王冠、京王杯オータムハンデ、カブトヤマ記念) イーストボーイ(京成杯3歳ステークス、京王杯スプリングハンデ) リードワンダー(きさらぎ賞) など 母の父として・・・ マチカネタンホイザ(目黒記念、アメリカジョッキークラブカップ、高松宮杯、ダイヤモンドステークス) など 母の父としては、目黒記念、高松宮杯などを勝ったマチカネタンホイザなどを出した 1980年・1981年に、中央と地方を合わせた全日本リーディングサイヤー 内国産種牡馬で成功 クモハタ以来史上3頭目の内国産リーディングサイヤー 「競走馬としてはタニノムーテイエが勝ち、種牡馬としてはアローエクスプレスが勝った」といわれる 1991年3月5日死亡 ■柴田政人との関係 デビュー3年目の若い柴田政人騎手に不安を感じた馬主の伊達秀和は、皐月賞を前に当時のトップジョッキー・加賀武見騎手との乗り替わりをする 後に柴田がトップジョッキーになった発奮のきっかけとなった また、柴田を「下した」伊達とは良好な関係が続き、後に伊達の持ち馬ファンタスト(皐月賞)、ブロケード(桜花賞)で柴田は、クラシックを制覇している 涙を馬のたてがみに〜寺山修司・競走馬の詩 競馬にロマンを感じる人必聴! アローエクスプレスと柴田政人氏の騎手乗り替わりのエピソードも 名馬出身牧場マップ付き! 関連記事:柴田政人 □アローエクスプレスを知るおすすめ作品 |
■3代血統図 |
Precipitation5×3、Fairway4×4、Bechelor`s Double5×5 |
*スパニッシュエクスプレス Spnish Express 1982 鹿毛 |
Soverえいgh Path 1956 芦毛 |
Greay Sovereigh | ||
Mauntain Path | ||||
Sage Femme 1954 栗毛 |
Le Sage | |||
Sluvia@s Grove | ||||
*ソーダストリーム Soda Stream 1953 栃栗毛 |
Airborme 1943 芦毛 |
Precipitation | ||
Bouquet | ||||
Pangani 1945 栗毛 |
Fair Trial |
|||
Clovelly | ||||
アローエクスプレス |