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オルフェーヴルの凱旋門賞2着惜敗
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■オルフェーヴルの凱旋門賞2着惜敗■

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2012年10月7日にフランスで世界最高峰のレースといわれる凱旋門賞がおこなわれました。

日本からは日本現役最強馬のオルフェーヴルが参戦、挑戦して注目されたレースです。

凱旋門賞の日本馬の挑戦は、1969年のスピードシンボリ(着外、11着以下は着外となる)に始まりました。

凱旋門賞には日本馬が何度か挑むものの、大敗を続けました。

その日本(調教)馬の大敗の歴史に終止符をうったのが、1999年のエルコンドルパサーの2着でした。

凱旋門賞の歴史上レベルが高いといわれたのは、シーバードが勝った年やダンシングブレーヴが勝った年などだといわれていますが、1999年のモンジューが勝った年もかなりのハイレベルな年だったと思います。

凱旋門賞史上でも最悪といわれる道悪で、斤量面で不利な4歳以上(当時は、馬齢は旧表記で5歳以上となる)(ちなみに旧表記で凱旋門賞の4歳牡馬は56.0キロ、5歳以上牡馬は59.5キロで3キロも重い、現在のそれぞれ3歳、4歳以上)、押し出されるように逃げる形となり、各馬の目標にされるといういくつもの不利がありながら、「重の鬼」といわれて近年でもかなりの最強馬の1頭といわれるモンジューの1/2馬身差の2着に逃げ粘り、3着との差が6馬身差で1着モンジューと2着エルコンドルパサーが抜けていました。

そのため、エルコンドルパサーの凱旋門賞2着は、現地のメディアから「このレースにはチャンピオンが2頭存在した」とたたえられました。

今でも日本(調教)馬で国際的に最も評価の高い馬はエルコンドルパサーで、エルコンドルパサーは世界に誇る日本(調教)馬だと思います。(2012年10月17日現在)

次に凱旋門賞で好走するのは、2006年のディープインパクトの3位入線(レース後に禁止薬物の使用で失格)です。

結果は失格となりましたが、レースそのものは善戦したと思います。

2010年にはナカヤマフェスタが2着となり、好走しました。

ナカヤマフェスタの2着も大変な快挙だと思います。

オルフェーヴルは、凱旋門賞の前哨戦といわれるフォア賞を制しており、期待が広がりました。

フォア賞は、凱旋門賞と同じ条件(芝2400メートル、ロンシャン競馬場)です。

オルフェーヴルは、不利といわれる18頭の大外枠18番枠でしたが、後方で折り合い、直線で抜け出したときには、日本の悲願である凱旋門賞制覇かと思いました。

ゴール前でフランスの伏兵・4歳牝馬のソレミアに交わされ、クビ差の2着でした。

オルフェーヴルが勝ったと一瞬思いましたが、本当に惜しい2着でした。

まさに惜敗でした。

しかし日本現役最強馬の存在や力は「世界」に示せたと思います。

強敵、ライバルといわれたイギリス2冠(英2000ギニー、英ダービー)などを制したキャメロット(7着)、仏ダービーを制し、凱旋門賞の前哨戦のニエル賞を制したサオノワ(15着)に先着したわけですから・・・

勝つための王者の競馬、一番強い競馬をしたのはオルフェーヴルで、勝ったソレミアは少し展開に恵まれた気がします。

しかし、凱旋門賞に勝てなかったのは事実で、オルフェーヴルの凱旋門賞2着惜敗に日本(調教)馬のレベルアップやレベルの高さを感じるとともに、ヨーロッパ調教馬の底力、ヨーロッパ競馬の奥深さも感じました。

現在の競馬は、スピード化などにより、2000メートルぐらいのレースへの評価が高くなっており、マイルを中心に活躍しているフランケル(13戦全勝)の評価が高いと思います。(2012年10月17日現在)

ちなみに少し距離的に長い気もしますが、フランケルは凱旋門賞の芝2400メートルでも個人的には好走すると思います。

世界的には競馬のスピード化、距離短縮傾向などにより、2000メートルぐらいのレースが評価が高くなっていますが、国際的にこれぞという決定的大レースが2000メートル前後にはないため、今でも2400メートルの凱旋門賞は世界最高峰のレースといわれています。


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