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■史上最強馬RANKING−日本−INDEX■■■■■

シンボリルドルフ ディープインパクト エルコンドルパサー サイレンススズカ シンザン
マルゼンスキー スペシャルウィーク グラスワンダー サクラローレル ナリタブライアン
テイエムオペラオー メジロマックイーン トウカイテイオー ビワハヤヒデ マヤノトップガン
タマモクロス オグリキャップ トウショウボーイ テンポイント スピードシンボリ
ミスターシービー

■スペシャルウィーク■最強世代の日本ダービー馬 RANKING7位タイ
スペシャルウィーク、牡、黒鹿毛、日本生産、日本調教
生没年月日・1995年5月2日−2018年4月27日
父サンデーサイレンス 母キャンペーンガール
生産者・日高大洋牧場  馬主・臼田浩義
調教師・白井寿昭  主戦騎手・武豊
競走成績・17戦10勝(10−4−2−1) 主な勝利・日本ダービー、ジャパンカップ、天皇賞・春、天皇賞・秋
■コメント
スペシャルウィークは3歳時に日本ダービー、4歳時にジャパンカップと天皇賞の春秋連覇を果たした名馬です。



・3歳時にジャパンカップを勝ち、4歳時にフランスでサンクルー大賞を制し、世界最高峰のレースである凱旋門賞でも2着となったエルコンドルパサー

・グランプリ3連覇(3歳時に有馬記念、4歳時に宝塚記念、有馬記念を制覇)のグラスワンダー

と同世代です。

スペシャルウィークはこの「最強世代」で「3強」の一角を占めました。


スペシャルウィークを知るおすすめ作品

■履歴
▼誕生とエピソード

スペシャルウィークは1995年(平成7年)4月19日に北海道門別町の日高大洋牧場で生まれました。

父が日本の競馬を根底から変えたといわれる大種牡馬・サンデーサイレンス、母のキャンペーンガールは未出走ですが日本有数の名牝系であるシラオキ系でこの牝系を更に遡ると小岩井農場の名牝・フロリースカップに繋がります。

母のキャンペーンガールはスペシャルウィークを生んだ5日後に死亡しており、スペシャルウィークは人の手を介して育てられました。

そのためか激しい気性が多いサンデーサイレンス産駒ながらスペシャルウィークはおとなしく人懐こい性格をしていたといわれます。

騎手を信用する素直なレースはこのことが原因なのかもしれません。


▼現役時代
▽2歳
臼田浩義氏の所有馬として白井寿昭厩舎に入厩したスペシャルウィークは2歳11月の阪神競馬場の新馬戦でデビューすると2着に2馬身差をつけて快勝します。

▽3歳
年明けに白梅賞では2着と敗れますが、重賞のきさらぎ賞に出走すると2着に3馬身1/2差をつけて快勝、さらに東上し弥生賞でも後の皐月賞馬・セイウンスカイに1/2馬身差をつけて勝ち、クラシックの有力候補となります。

クラシック1冠目皐月賞に1番人気で臨んだスペシャルウィークでしたが、セイウンスカイの3着と敗れます。

2冠目の日本ダービーでは1番人気に応えて2着のボールドエンペラーに5馬身差をつける圧勝をします。
(このレースは鞍乗の武豊騎手にとって初の日本ダービー制覇となりましたが、直線で追い通しで、しかもムチを落としています、名手・武豊騎手にとっても日本ダービー制覇は特別だったのかもしれません)

秋に神戸新聞杯を快勝すると3冠目の菊花賞に1番人気で臨みます。

しかし菊花賞のレースでは当時の世界レコードで駆けたセイウンスカイの逃げの前に2着に敗れます。

スペシャルウィークはこの後ジャパンカップに挑戦し、外国産馬(当時の規定で外国産馬はクラシックや天皇賞には出走できなかった)ながら同期のエルコンドルパサー、牝馬ながら前年の天皇賞・秋を制したエアグルーヴの3着に敗れます。
(翌年はエルコンドルパサーがフランスに渡ったため、スペシャルウィークとの対決はこの1戦のみです)

このレースはエルコンドルパサーの完勝であり、この勝利によりフランス遠征が決まりました。


▽4歳
古馬となったスペシャルウィークはアメリカジョッキークラブカップを完勝すると阪神大賞典でも前年の天皇賞・春を勝ったメジロブライトに3/4馬身差をつけて連勝し、1番人気で天皇賞・春に臨みます。

天皇賞・春ではメジロブライト、セイウンスカイとともに「3強」といわれたスペシャルウィークは、メジロブライトに1/2馬身差をつけて優勝します。

セイウンスカイは3着でした。

続く宝塚記念でエルコンドルパサー(前年のジャパンカップ優勝)とともに外国産馬の強豪といわれたグラスワンダー(前年の有馬記念優勝)と初対決となります。

この対決はグラスワンダーがスペシャルウィークに3馬身差をつけて完勝します。

3着のステイゴールドはさらに7馬身差だったので、グラスワンダーとスペシャルウィークの力が抜けていたともいえますが、グラスワンダーとの3馬身差はスペシャルウィークにとって完敗だったといえます。

フランスでのエルコンドルパサーの活躍(芝2400メートルのGT・サンクルー大賞優勝の快挙)で凱旋門賞挑戦プランを掲げ宝塚記念を壮行レースと考えたスペシャルウィーク陣営もこの敗戦により上記のプランを白紙撤回としました。

秋緒戦の京都大賞典では生涯唯一の着外となるまさかの7着に敗れます。

続く天皇賞・秋では前走の敗戦と大幅の馬体重減(マイナス16キロ、ただし陣営は予定の絞り込みだったようです)で4番人気となります。

しかしレースではステイゴールドをクビ差抑えて優勝、天皇賞の春秋連覇を達成します。

ジャパンカップではこの年の凱旋門賞でエルコンドルパサーを破ったモンジューやその凱旋門賞に出走していたボルジア、タイガーヒルも参戦しましたが、スペシャルウィークがインディジェナスに1馬身1/2差をつけて快勝しています。

モンジューは4着でした。

引退レースとなった有馬記念ではグラスワンダーに続く2番人気で臨みます。

後方からレースを進めたスペシャルウィークはゴール前でグラスワンダーを捉えたかに見えましたが写真判定でハナ差でグラスワンダーの優勝となりました。

首の上げ下げのわずかの差であり、勢いではスペシャルウィークがゴール前差したかに見えましたが、結果はハナ差の惜敗で「競馬に勝って勝負に負けた」レースとなりました。

この結果はこの年の年度代表馬選出にも影響を及ぼすことになります。

このレース後、現役引退

この年はグラスワンダーととみにJRA賞特別賞

・1999年の年度代表馬選出
この年の年度代表馬候補はスペシャルウィーク、エルコンドルパサー、グラスワンダーでした。

スペシャルウィーク
ジャパンカップ、天皇賞・春、天皇賞・秋
JRAのGT3勝

エルコンドルパサー
サンクルー大賞、凱旋門賞2着
フランスのGT1勝、世界最高峰のレース・凱旋門賞で2着の快挙

グラスワンダー
有馬記念、宝塚記念
JRAのGT2勝、その2勝はともにスペシャルウィークを下したもの


記者投票ではスペシャルウィークが1位(スペシャルウィーク83,エルコンドルパサー72)となったものの過半数(107)に至らず、選考委員によるエルコンドルパサーとの決戦投票となり、まずエルコンドルパサーが7対4で最優秀5歳以上牡馬(馬齢旧表記)に。

その後、「年度代表馬は各部門馬から選ぶ」という規定で年度代表馬投票に1票のエアジハート(最優秀短距離馬・父内国産馬)と争われ、満場一致で年度代表馬にエルコンドルパサーが選出


この結果は大きな論議を呼びました。

エルコンドルパサーはこの年フランスで競走生活を終えており、サンクルー大賞優勝、凱旋門賞2着の歴史的快挙があるものの、JRAのレースには出走していません。

スペシャルウィークのJRAのGT3勝を評価すべきか、エルコンドルパサーの海外の快挙を評価すべきか、さらにいえばスペシャルウィークに直接対決で2戦2勝のグラスワンダーの評価は・・・といったところが議論の的となりました。


スペシャルウィークの世代は、「20世紀最後の最強世代といわれ、特に3強といわれたスペシャルウィーク、エルコンドルパサー、グラスワンダーが突出していました。

3強の強さは「20世紀最後の3強〜スペシャルウィーク、エルコンドルパサー、グラスワンダー〜」でわかると思います。

エルコンドルパサーの海外での快挙は本当に素晴らしいものです。

しかしこの年の「JRAのレース」での主役はスペシャルウィークだったかもしれません。

年間を通じて活躍し、GT5戦3勝2着2回を記録した実績がそれを物語っています。

個人的には「世界の競馬」に目を向けた場合、エルコンドルパサーの年度代表馬選出は「あり」と考えます

▽種牡馬として
2000年1月5日に引退式を行い、種牡馬に

スペシャルウィークは日米のオークスを制したシーザリオ(オークス、アメリカンオークス)、牝馬2冠などG1・6勝のブエナビスタ、日本ダービー2着、京都新聞杯などを勝ったインティライミを出し、成功しています。

サンデーサイレンス産駒ではダンスインザダークアグネスタキオンディープインパクトとともに最も注目されている種牡馬といえるかもしれません。

2017年に種牡馬を引退

2018年に死亡

主な産駒・・・
ブエナビスタ(桜花賞、オークス、ジャパンカップ、天皇賞・秋、ヴィクトリアマイル、阪神ジュベナイルフィリーズ)
シーザリオ(オークス、アメリカンオークス)
トウホウジャッカル(菊花賞)
コルトブリッジ(帝王賞)
ローマンレジェンド(東京大賞典)

インティライミ(東京新聞杯、京都大賞典、朝日杯チャレンジカップ、日本ダービー2着)
他に複数の重賞馬


母の父として
エピファネイア(菊花賞、ジャパンカップなど)
ディアドラ(秋華賞、ナッソーステークス=イギリスなど)
サートゥルナーリア(皐月賞、ホープフルステークスなど)
など

▽血統
父は日本の競馬を根底から変えたといわれるサンデーサイレンス

母のキャンペーンガールは未出走ながら日本有数の名牝系のシラオキ系で更に牝系を遡ると小岩井農場の名牝・フロリースカップに繋がります。

スペシャルウィークの5代血統にインブリードはなく、それでいてシアンモア、ダイオライト、プリメロ、ヒンドスタン、セントクレスピン、マルゼンスキー、サンデーサイレンスと日本の生産界を支えた種牡馬が配合されており、フロリースカップから繋がる名門牝系をバックアップしています。

日本に根付いた牝系に日本の生産界を支えた種牡馬を代々配合したアウトブリード血統のスペシャルウィークは注目です。


▼特徴と総評
スペシャルウィークは前述の通り、激しい気性を受け継ぐことが多いサンデーサイレンス産駒には珍しい穏やかな性格だといわれます。

騎手を信頼する素直なレース振りはこの穏やかな性格ゆえかもしれません。

さらにスペシャルウィークの強さは突出した一部の能力というよりあらゆる点で水準以上を示すトータルバランスにあるのかもしれません。


人間を信頼する素直な性格だったといわれるスペシャルウィークは生い立ちに理由があります

最強世代の日本ダービー馬であり、武豊騎手を最初のダービージョッキーにしたスペシャルウィークは「スペシャルウィーク 駆け抜けた王道」を見ればその魅力がわかります


スペシャルウィークを知るおすすめ作品

■競走成績
開催日 開催国 競馬場
レース名

距離


頭数
人気
着順
斤量
着差

騎手
タイム

1着(2着)


1997.11.29 阪神
新馬

T1600


14

54


武豊
1.36.9

(レガシーハンター)

1998.1.6 京都
白梅賞

T1600


16

55
ハナ

武豊
1.36.0

アサヒクリーク


1998.2.8 京都
きさらぎ賞

T1800
GV

16

55
3・1/2

武豊
1.51.3

(ボールドエンペラー)


1998.3.8 中山
弥生賞

T2000
GU

13

55
1/2

武豊
2.01.8

セイウンスカイ


1998.4.19 中山
皐月賞

T2000
GT

18

57
0.3秒

武豊
2.01.6

セイウンスカイ


1998.6.7 東京
日本ダービー

T2400
GT

18

57


武豊
2.25.8

(ボールドエンペラー)


1998.10.18 京都
京都新聞杯

T2200
GU

16

57
クビ

武豊
2.15.0

(キングヘイロー)


1998.11.8 京都
菊花賞

T3000
GT

17

57
3・1/2

武豊
3.03.8

セイウンスカイ


1998.11.29 東京
ジャパンカップ


T2400
GT

15

55
0.5秒

岡部幸雄
2.26.4

エルコンドルパサー


1999.1.24 中山
アメリカジョッキークラブカップ

T2200
GU

11

58


O・ぺリエ
2.16.8

(サイレントハンター)


1999.3.21 阪神
阪神大賞典

T3000
GU



58
3/4

武豊
3.13.4

(メジロブライト)


1999.5.2 京都
天皇賞・春

T3200
GT

12

58
1/2

武豊
3.15.3

(メジロブライト)


1999.7.11 阪神
宝塚記念

T2200
GT

12

58


武豊
2.12.6

グラスワンダー


1999.10.10 京都
京都大賞典

T2400
GU

10

59
0.8秒

武豊
2.25.1

ツルマルツヨシ


1999.10.31 東京
天皇賞・秋

T2000
GT

17

58
クビ

武豊
1.58.0R

(ステイゴールド)


1999.11.28 東京
ジャパンカップ

T2400
GT

14

57
1・1/2

武豊
2.25.5

(インディジェナス)


1999.12.26 中山
有馬記念

T2500
GT

14

57
ハナ

武豊
2.37.2

グラスワンダー


■5代血統図
アウトブリード
サンデーサイレンス
Sunday Silence
アメリカ
1986 青鹿毛
Halo
アメリカ
1969 黒鹿毛
Hail to Reason Turn-to Royal Charger
Source Sucree
Nothirdchance Blue Swords
Galla Colors
Cosmah Cosmic Bomb Pharamond
Banish Fear
Almahmoud Mahmoud
Arbitrator
Wishing Well
アメリカ
1975 鹿毛
Understanding Promised Land Palestinian
Mahmoudess
Pretty Ways Stymie
Pretty Jo
Mountain Flower Montparnasse Gulf Stream
Mignon
Edel Weiss Hillary
Dowager
キャンペーンガール
北海道 門別
1986 鹿毛
マルゼンスキー
北海道 早来
1974 鹿毛
Nijinsky Northern Dancer Nearctic
Natalma
Flaming Page Bull Page
Flaring Top
*シル
Shill
Buckpasser Tom Fool
Busanda
Quill Princequillo
Quick Touch
レデイーシラオキ
北海道 浦河
1978 鹿毛
*セントクレスピン
Saint Crespin
Aureole Hyperion
Angelola
Neocracy Nearco
Harina
ミスアシヤガワ ヒンドスタン
Hindstan
Bois Roussel
Sonibai
シラオキ *プリメロ
第弐スターカツプ


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