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■イクイノックス■
イクイノックス、牡、青鹿毛、日本生産、日本調教
生没年月日・2019年3月23日−
父キタサンブラック 母シャトーブランシュ
生産者・ノーザンファーム 馬主・(有)シルクレーシング
調教師・木村哲也→岩戸孝樹→木村哲也  主戦騎手・クリストフ・ルメール
競走成績・10戦8勝(8−2−0−0)(中央・9戦7勝、海外1戦1勝) 主な勝利・天皇賞、秋2回、有馬記念、ドバイシーマクラシック、宝塚記念、ジャパンカップ
■コメント
イクイノックスは、2019年に日本で生まれ、日本で調教されました。

G1は、天皇賞・秋2回、有馬記念、ドバイシーマクラシック、宝塚記念、ジャパンカップを制しています。

2023年ワールド・ベスト・レース・ホース・ランキングにおいて日本調教馬として史上2頭目の同ランキング単独1位。

日本調教馬最高の135ポンドを獲得し「世界一」かつ「日本歴代最高」の競走馬となった

生産はノーザンファーム、馬主は(有)シルクレーシングです。

・・・イクイノックスの血統は・・・

キタサンブラック母シャトーブランシュ(父キングヘイロー)

父キタサンブラックはG1・7勝馬

逃げ・先行の脚質

イクイノックスは、キタサンブラックの初年度産駒で、キタサンブラックの実質的馬主が演歌歌手の北島三郎さん
(馬主名義は(有)大野商事)

種牡馬としてのキタサンブラックは他に皐月賞などを勝ったソールオリエンスを出している

キタサンブラックの父がブラックタイド

ブラックタイドは22戦3勝にすぎないが、日本競馬史上最強馬の1頭ともいわれるディープインパクトの全兄の良血で種牡馬となった

いわゆるディープインパクトの代替種牡馬

しかしキタサンブラックを出し、キタサンブラックもイクイノックスを出し、サンデーサイレンス系、キタサンブラック系として注目されている

母シャトーブランシュマーメイドステークスを勝っている、母の父は高松宮記念を勝ったキングヘイロー

近親にブランディス中山大障害中山グランドジャンプ)がいる

ヘイロー4×4、リファール5×5×4のインブリードがある


□イクイノックスを知るおすすめ作品


▼現役
▽デビュー前
2019年3月23日、北海道安平町のノーザンファームで生まれる

一口馬主法人シルクホースクラブから総額4000万円(一口8万円×500口)で募集され、ノーザンファーム早来で育成
一口馬主法人
シルクホースクラブから総額4000万円(一口8万円×500口)で募集され、ノーザンファーム早来で育成

その後、美浦の木村哲也厩舎へ

▽2歳(20q21年)
デビュー前に木村の自厩舎所属騎手に対するパワーハラスメントの一件で略式命令を受けたため、JRAから調教停止処分を受けたことに伴い2021年7月29日から10月31日まで岩戸孝樹厩舎に一時転厩

8月に新潟の芝1800メートルの新馬戦でデビュー
2着に6馬身差で快勝
(新馬戦は岩戸厩舎所属)

木村厩舎に戻り、11月20日の東京スポーツ杯2歳ステークスも勝ち2戦2勝

ステップレースを使わず皐月賞に臨むことに

▽3歳(2022年)
年が明け、予定通り皐月賞に出走したイクイノックスは2歳王者・ドウデュース、無敗で共同通信杯を制したダノンベルーガに次ぐ3番人気でレースはジオグリフの1馬身差の2着

続く日本ダービーではダノンベルーガに次ぐ2番人気で今度はドウデュースのクビ差の2着

夏場は休養し、秋はステップレースを使わず古馬も走る天皇賞・秋に挑戦

レースは大逃げのパンサラッサを直線で差し切る

3歳馬の天皇賞・秋制覇は、前年のエフフォーリア以来

キャリア5戦での天皇賞・秋制覇は、史上最少キャリア

キタサンブラックとの天皇賞・秋の父子制覇

前年のホープフルステークスからの平地G1の1番人気の連敗を16で止める

続く有馬記念に予定通り出走した

ファン投票は3番人気だった

当日は1番人気で臨み、快勝

3歳馬の有馬記念制覇は前年のエフフォーリア以来

キャリア6戦での有馬記念制覇は史上最少キャリア

キタサンブラックとの有馬記念の父子制覇

この年のJRA賞の年度代表馬と最優秀3歳牡馬

4歳(2023年)

年が明けた1月17日、国際競馬統括機関連盟が「ロンジンワールドベストレースホースランキングを発表

レーティング126ポンドで世界ランキング3位タイに

しかし、この時点で、1位・アメリカのフライトライン、2位・イギリスのバーイードが既に現役引退で現役の競走馬としては世界最高位タイ

この年の始動戦は海外のドバイシーマクラシックを予定

後日、招待を受け受諾、正式出走へ

3月25日(日本時間同26日)、レースで好スタートから先頭に立つと、最後の直線に入っても楽な手ごたえで鞭を入れることなく他馬を突き離し楽勝・快勝

4月14日、ロンジンワールドベストレースホースランキングでレーティング129ポンドで単独の世界ランキング1位に

日本調教馬が世界ランキングで単独1位となるのは、2014年のジャスタウエイ、2016年のエイシンヒカリ以来3頭目の快挙

日本に帰国後、次は宝塚記念を目指すことに

ファン投票で歴代最多で1位を獲得し、6月25日、1番人気でレースではスタートでバランスを崩し、後方2番手から追走、3コーナーから動き、上り最速で抜け出しスルーセブンシーズの追撃をクビ差凌いで優勝

この勝利で有馬記念と宝塚記念の史上16頭目の春秋グランプリ制覇

史上212頭目のJRA獲得賞金10億円突破

キャリア8戦目での10億円突破は史上最速

次走は連覇の懸かル天皇賞・秋へ

10月12にロンジンワールドベストレースホースランキングが発表

レーティング129ポンドと変わらず世界ランキング1位を維持

10月29日、天皇賞・秋に出走

逃げるジャックドールの3番手を追走、直線で先頭のガイアフォースを並ぶ間もなく交わすと、ジャスティンパレスの追撃を振り切り1分55秒2のレコードで優勝

ハイペースを3番手で追走し直線抜け出す強さの次元の違う強さだった

ハイペースを先行しさらに抜け出す

通常なら先行馬はつぶれるレース展開だが・・・

事実、イクイノックス以外の先行馬はつぶれ、2着、3着は追い込みだった

イクイノックスの強さが際立った

次走はジャパンカップへ

注目はこの年3冠牝馬を達成したリバティアイランドとの対決

この年の凱旋門賞を勝ったエースインパクトも参戦する予定だったが、来日することなく現役引退

対決は幻となった

11月25日、予定通りジャパンカップに出走

リバティアイランドに4馬身差をつけて快勝

獲得賞金は日本競馬史上初めて22億円を超えアーモンドアイを抜き歴代1位に

天皇賞・秋、ジャパンカップの連覇は史上5頭目

宝塚記念を含む3連勝はテイエムオペラオー以来史上2頭目

2着にリバティアイランドで馬連のオッズは1.8倍となり、馬連の低額配当タイ

G1・6連勝はテイエムオペラオーに並んだ

芝平地の古馬G1・6連勝は日本馬歴代最多タイ

完璧な強さで勝ち、今後は未定としたが、11月28日、ノーザンファーム天栄に放牧に出し、協議の結果、現役引退することを同30日に発表

社台スタリオンステーションで種牡馬へ

12月16日、引退式

イクイノックスの現役引退が発表された11月30日にJRAはイクイノックスのジャパンカップにおけるレイティングを133ポンドと発表

これは2019年の有馬記念でリスグラシューが獲得した実質130ポンドを超え日本国内での最高値

日本調教場としても1999年に凱旋門賞2着のエルコンドルパサーの134ポンドに次ぐ歴代2位

▽現役引退後

社台スタリオンステーションで種牡馬に」

社台スタリオンステーションによれば初年度の種付け料は2000万円

初年度の種付け料の史上最高額

ブラックタイドからのサンデーサイレンス系、キタサンブラック系として期待される

2024年1月9日、2023年のJRA賞年度代表馬、最優秀4歳以上牡馬に選出

英タイムフォームの独自レイティングで136ポンド

2024年1月23日、2023年度ロンジンワールドベストレースホースランキングで年度代表馬となり1位に

レイティングは135ポンドでエルコンドルパサーの134ポンドを抜き日本調教馬最高評価

自身が勝利したジャパンカップが世界のG1レース100でも世界1位

ベストレース世界1位をジャパンカップが獲得するのは史上初

世界の至宝 イクイノックス 雑誌
わずか全戦績10戦8勝、G1・6連勝でロンジンワールドベストレースホースランキングで1位のまま現役引退したイクイノックスの栄光の軌跡を収録

▼評価

2024年ロンジンワールドベストレースホースランキングで年度I表馬となるランキング1位を獲得
この時のレイティング135ポンドは日本調教馬最高値

イクイノックスは、2023年の世界最強の評価を受けた馬だが、残念ながら世界最高峰といわれる凱旋門賞に挑戦していない
個人的には凱旋門賞に挑戦してほしかった
仮に日本国内でジャパンカップで凱旋門賞馬に勝っても、同じレースに勝った「事実」が残るだけで、現地で凱旋門賞などの国際レースに勝ったとは違う
イクイノックスは海外G1、国際レースのドバイのドバイシーマクラシックに勝ってはいるが、世界最高峰といわれる凱旋門賞にも挑戦してほしかった
凱旋門賞に挑戦する「意味」は大きいと思う

種牡馬としては、アーモンドアイとの「夢の配合」も期待している
サンデーサイレンス系、キタサンブラックの後継種牡馬としての期待も大きい


□イクイノックスを知るおすすめ作品

■競走成績
開催日 開催国 競馬場
レース名

距離


頭数
人気
着順
斤量
着差

騎手
タイム

1着(2着)


2021.8.28 新潟
新馬

T1800


15


54


C・ルメール
1.47.4

(メンアットワーク)


2021.11.20 東京
東京スポーツ杯2歳S

T1800
G2

12


55
2・1/2

C・ルメール
1.46.2

(アサヒ)


2022.4.17 中山
皐月賞

T2000
G1

18


57


C・ルメール
1.59.8

ジオグリフ


2022.5.29 東京
日本ダービー

T2400
G1

18
クビ

57


C・ルメール
2.21.9

ドゥデュース


2022.10.30 東京
天皇賞・秋

T2000
G1

15


56


C・ルメール
1.57.5

(パンサラッサ)


2022.12.25 中山
有馬記念

T2500
G1

16


57
2・1/2

C・ルメール
2.32.4

(ボルドグフーシュ)


2023.3.25 ドバイ メイダン
ドバイシーマクラシック

T2410
G1

10


56.5
3・1/2

C・ルメール
2.25.65R

Westover


2023.6.25 阪神
宝塚記念

T2200
G1

17


58
クビ

C・ルメール
2.11.2

スルーセブンシーズ


2023.10.29 東京
天皇賞・秋

T2000
G1

11


58
2・1/2

C・ルメール
1.55.2R

(ジャスティンパレス)


2023.11.26 東京
ジャパンカップ

T2400
G1

18


58


C・ルメール
2.21.8

(リバリティアイランド



■5代血統図 Halo4×4、Lyphard5×5×4
 
キタサンブラック

2012 鹿毛

ブラックタイド
2001 黒鹿毛
サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
*ウインドインハーヘア Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Busted
Highclere
シュガーハート
2005 鹿毛

サクラバクシンオー サクラユタカオー テスコボーイ
アンジェリカ
サクラハゴロモ ノーザンテースト
*クリアアンバー
オトメゴコロ *ジャッジアンジェルーチ Honest Pleasure
Victorian Queen
*ティズリー
Lyphard
Tizna
シャトーブランシュ
2010 鹿毛
キングヘイロー
1995 鹿毛
ダンシングブレーヴ Lyphard Northern Dancer
Goofed
Navaji Princess Drone
Olmec
*グッバイヘイロー Halo Hail to Reason
Cosmah
Pound Foolih SirIvor
Squander
ブランシェリー
1998 鹿毛
*トニービン
*カンパラ Kalamoun
State Pension
Severn Bridge Horn Beam
Priddy Fair
メゾンブランシュ
Alleged Hoist the King
Princess Pout
*ブランシュレイン Nureyev
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