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ノーザンダンサー系の今後
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■コラム■■■■■
■ノーダンダンサー系の今後■

世界の競馬を変えるほどの大成功をしているノーザンダンサー系の今後について考察してみます。

■「世界の血統地図を塗り替えた」ノーザンダンサー系

ノーザンダンサーは、「近年最高の種牡馬」といわれ、「世界の血統地図を塗り替える」ほどの成功をしました。

ノーザンダンサーの産駒も多くが種牡馬として大成功したため、現在、サラブレッドの多くには、ノーザンダンサーの血が入っているといわれるほどです。


□ノーザンダンサーとは

ノーザンダンサーは、1961年にカナダで生まれ、父二アークテック母ナタルマ(父ネイティブダンサー)、カナダ、アメリカで2、3歳時18戦14勝、ケンタッキーダービー、プリークネスステークスの米2冠を制した超一流の競走馬でした。

種牡馬としては、さらに素晴らしく、英3冠馬・ニジンスキー、英愛ダービー馬・ザミンストレル、英ダービー馬・セクレトを始め、数々の名馬を輩出、1970年、1977年、1983年、1984年の英愛リーディングサイヤー、1971年の米リーディングサイヤーに輝きました。

産駒もニジンスキー、リファール、サドラーズウェルズ、ダンチヒなどの多くが種牡馬として大活躍し、まさにノーザンダンサー系は、世界の競馬を席捲しています。
 
日本でも産駒のノーザンテースト、ニジンスキー産駒のマルゼンスキー、リファール産駒のモガミなど種牡馬として生産界に大きな影響力を与えています。
 
1987年に種牡馬を引退。1990年に惜しまれつつ死去しています。


■ノーザンダンサー系 「成功の理由」を現象面から見る

ノーザンダンサー系の成功の理由については、多くの競馬を研究している方によって語られてれています。
ここでは、ノーザンダンサーの成功の理由を現象面から見てみましょう。


□母系の良さを引き出す

ノーダンダンサーは、母系によって、さまざまなタイプの産駒を輩出しました。

スピードを強く受け継いだダンチヒやヌレイエフなど、スタミナを強く受け継いだニジンスキーやサドラーズウェルズなど。

また、産駒も、それぞれ自身の系統としての特徴を伝えながら、母系の良さを引き出しています。
(ヌレイエフとサドラーズウェルズは3/4が同血という非常に近い血統ながら個性が違うのも血統の面白さかもしれません)

例えば、凱旋門賞の勝ち馬の名牝・アーバンシーの仔のガリレオ(父はノーザンダンサー系のサドラーズウェルズ)は競走馬としても種牡馬として成功しています。

同じく凱旋門賞の勝ち馬である名牝・デトロアは、凱旋門賞などを勝つカーネギーを出しています。


□良血牝馬との和合性の高さ

ノーザンダンサーは、母系から活躍馬や大物を多く出し、現役の競走成績が優秀であった、いわゆる「良血牝馬」や「名牝」との間に生まれた「良血馬」に多くの活躍馬や大物を出し、その多くが種牡馬として成功しました。

前述した名牝・アーバンシーの仔・ガリレオなどの成功はもちろんですが、同じノーザンダンサー系でも父がスタミナ血脈の強いサドラーズウェルズからスピード血脈のより強いダンチヒ系のケープクロスに変わり、スピード血脈のより強いと思われるシーザスターズは種牡馬として注目されます。

また、現役時代の競走成績がそれほど優秀ではなくても「良血馬」が種牡馬として成功した、いわゆる「確実性の高い血統」でした。

例えば、ヨーロッパで特に大成功している大種牡馬・サドラーズウェルズの全弟・フェアリーキングは、競走成績が未勝利(1戦0勝)ながら、前日のようサドラーズウェルズの全弟という良血で種牡馬となりましたが、全兄のサドラーズウェルズほどでないにしても種牡馬として成功しました。

サドラーズウェルズ自身も競走馬としては、超一流とはいえませんでしたが、種牡馬として大成功しました。

その特徴はノーザンダンサー系全体にも伝わっています。


□コンスタントに走る

ノーザンダンサー系は、大物を出しつつ、産駒がコンスタントに走ることが多い「あてになる血統」です。



上記の要素は、過去の名種牡馬、リーディングサイヤーにもあてはまる要素ですが、ノーザンダンサー系成功の最も大きな理由は、良血牝馬との和合性の高さにあると思います。

良血牝馬との和合性の高さが、さらなる良血牝馬との交配につながり、さらなる成功を導いたと思います。

■大成功ゆえの危惧

ノーザンダンサーの大成功は、19世紀イギリスの大種牡馬・セントサイモンが大成功ゆえに、セントサイモンの血が飽和状態となり、セントサイモン系が衰退した「セントサイモンの悲劇」の再現が危惧されましたが、今のところは、その心配はないようです。

しかし、最近は特に、5代までの血統表にノーザンダンサーの名前が2つ以上あらわれるインブリードも多くなり、冒頭に挙げたように、サラブレッドの多くには、ノーザンダンサーの血が入っているといわれる現状で、ノーザンダンサー系は、今後どうなるのでしょうか。

■ノーザンダンサー系の今後を推断する

ノーザンダンサー系が今後も影響力を与えていけるかどうかの問いに対し、私の考えはイエスです。
主流血脈の地位が続くとはいいませんが、ノーザンダンサー系は、ある程度の地位を保ちつつ続くと思われます。

そして、根拠となるモデルがノーダンダンサーの祖父で大種牡馬であったネアルコです。

以下にその理由を挙げてみます。


□産駒が独自の系統を築いている

例えば、同じノーザンダンサー産駒でもサドラーズウェルズとダンチヒでは、個性が全く違います。

リファール、ニジンスキー、ヌレイエフ、ビーマイゲスト、ストームバードなどがそれぞれ独自の系統を築いています。

ネアルコが、ナスルーラ、ロイヤルチャージャー、ダンテ、二アークティックなどで独自の系統を築くことにより、繁栄したように、ノーザンダンサー系も「静かなる繁栄」(現在の主流血脈としての繁栄ほどではないが、平均を上回る繁栄)をすると思います。

実は、私が考える「ノーザンダンサー系の今後」はもう一つあります。

それは、祖父・ネアルコ同様、繁栄の根幹種牡馬として、さらなる成功を産み出すというものです。


□インブリード

最近は、5代までの血統表にノーザンダンサーの名前が2つ以上あらわれるインブリードを持つ活躍馬が飛躍的に増えています。

インブリードは特定の種牡馬ないし繁殖牝馬の特徴を強く伝えます。ノーザンダンサー直系としての影響力だけではなく、血統全体の中でノーザンダンサーの影響力を伝えるのがインブリードです。

ネアルコに限らず、多くの名種牡馬がインブリードによって、その影響力を後世に伝えています。

ノーザンダンサーもインブリードによって、その影響力を後世に伝えると思われます。


■まとめ

ノーザンダンサー系の大成功により、ノーザンダンサー系の血が多くなったことにより、ノーザンダンサーの血を持たないミスタープロスペクター系、ヘイルトゥリーズン系が台頭してきたのは、必然の流れでしょう。

今後は、ノーザンダンサーの血と和合性の高い血脈が主流血脈となるでしょう。

ノーザンダンサー系は、今後も次なる主流血脈に影響力を与えつつ、自身の直系ラインを育てていくと思います。

個人的にはサドラーズウェルズのように重厚さ(ノーザンダンサー系なのでスピード血脈も伝える)と底力のある大レースやヨーロッパで活躍しているいわゆる「クラシック血統」は、好きですが、ノーダンダンサー系の主流血脈・サイヤーラインは、近代競馬のスピード化の流れなどから、ノーダンサー系でもスピード血脈の強いダンチヒ系などがなるのではと思われます。

もちろん、サドラーズウェルズ系もそのサイヤーラインは、存続し、影響力・底力を伝えると思いますが・・・

ノーダンダンサー系は、今後も血統の世界で影響力があると思います。


・ノーザンダンサーについては、ノーザンダンサーでも詳しく取り扱っています


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