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サンデーサイレンスの「遺産」とこれからの社台グループ
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■サンデーサイレンスの「遺産」とこれからの社台グループ■

サンデーサイレンスを知るおすすめ作品

日本競馬の生産界にこれまでにない革命的大成功をしているサンデーサイレンス・・・

サンデーサイレンスは、自身だけでなく、自身の血を継ぐサンデーサイレンス系種牡馬も成功しています。

サンデーサイレンスの大成功とサンデーサイレンス系種牡馬の成功は、サンデーサイレンスを導入した社台グループの隆盛・成功をもたらしました。

社台グループといえば、ノーザンテーストの大成功で生産界に大きな成功をしてきました。

ノーザンテーストを導入する以前は「数」で生産界をリードしてきましたが、ノーザンテーストの導入以後は、「質」の点でも生産界をリードしました。

さらにサンデーサイレンスの導入で、革命的大成功となるわけです。

サンデーサイレンスの大成功やサンデーサイレンス系種牡馬の成功は、それだけこれらの血脈で日本があふれることになります。

社台ファームの吉田照哉さんは、これらの血で日本があふれる(血の飽和、偏り)ことに関して、サンデーサイレンス系の馬を国外へ輸出するという対策などもあるとしていますが、これらの血で日本があふれるのは間違いないと思います。

サンデーサイレンスの大成功やサンデーサイレンス系種牡馬で成功している社台グループですが、「ポスト・サンデーサイレンス」、次の主流血脈を模索していると思います。

サンデーサイレンスの大成功やサンデーサイレンス系種牡馬で成功し、いわばサンデーサイレンスの遺した「遺産」で生産界に君臨している社台グループですが、「ポスト・サンデーサイレンス」・「次の主流血脈」のことも考えていると思います。

サラブレットの生産界は、厳しく、一つの系統が栄えれば次に別の系統が栄えるということを繰り返してきたのであり、サンデーサイレンスなどの場合もいずれは別の系統が栄えるようになると思われます。

いつまでもサンデーサイレンスなどの「遺産」でいつまでも生産界に君臨できるほど、生産界は甘くはありません。

例えば海外ではフランスの天才馬産家・マルセル・ブサック氏が、次の血脈の導入に失敗などし、衰退していったように・・・

日本では、名門といわれるシンボリ牧場が血の改良を目的に、エンペリー、ダンスホールなどを導入し、失敗し、シンボリインディやシンボリクリスエスの登場まで沈滞しました。

個人的には、パーソロンの導入以来となるエンペリーの導入など(モガミは、シンボリ牧場のオーナーブリーダーであった和田共弘氏などがフランスで生産した馬)は、シンボリ牧場のハイペリオンの血脈を強調、強くし、母もペルーの名血で面白い「挑戦」だと思い、注目していたのですが・・・。

さらにやはり名門といわれるメジロ牧場が、期待したメジロマックイーンの種牡馬としての失敗、メジロライアンから続くメジロブライトの早世、メジロラモーヌの繁殖牝馬としての失敗などもあり、生産界から撤退することになりました。

マーベラスサンデーの祖母・モミジやビワハヤヒデ、ナリタブライアンの母・パシフィッカスの導入、ブライアンズタイムを導入し、3冠馬・ナリタブライアンを生産した早田牧場の早田光一郎氏なども、一時はもちろん隆盛しましたが、その後に経営破綻し、破産しました。

早田氏のアウトブリード血脈を重視する方法などは注目していましたが・・・。

生産界には、他にも多くの厳しい「現実」のエピソードが多く存在します。

社台グループがサンデーサイレンスの大成功やサンデーサイレンス系種牡馬の成功により、隆盛していても、次々と名血や競走成績の優れた繁殖牝馬や種牡馬を海外から導入しているのは、生産界の厳しさがあるからだと思います。

エルコンドルパサーと配合が似た(エルコンドルパサーはキングマンボ×サドラーズウェルズ、ワークフォースはキングマンボ産駒のキングズベスト×サドラーズウェルズ)英ダービーと凱旋門賞の勝ち馬・ワークフォースを導入しています。

エルコンドルパサーは、さらにリサデルとスペシャルの全姉妹の血がクロスされていて強い近親交配となっていますが・・・。

ワークフォースの父・キングズベストは、ワークフォースが英ダービーと凱旋門賞を制した年は、産駒のエイシンフラッシュが日本ダービーを勝っており、ワークフォースの父・キングズベストは、日英ダービー馬の父となり、日本でも実績があります。

ワークフォースの父系が、世界的に成功しているレイズアネイティヴ系(ミスタープロスペクター系)であることも注目されます。

ワークフォースの凱旋門賞勝利は、この時の2着がナカヤマフェスタ、7着がヴィクトワールピサです。

ブリーダーズカップターフなど国際的に多くの大レースを勝ち、日本でもジャパンカップに勝利した名馬のピルサドスキーを導入もしています(種牡馬成績が不振でアイルランドへ逆輸入)。

さらにキングジョージY&クイーンエリザベスステークスを圧勝したハービンジャーも導入しています。

繁殖牝馬でも凱旋門賞などを勝ち、ジャパンカップは6着だったデインドリームなども導入するかもしれません。

最近に急死したチチカステナンゴは、サンデーサイレンスのへイルトゥリーズンの血を持たないこと、仏ダービーなどを勝ったヴィジョンデタを輩出したこと、日本で実績のあるフォルティ系の父系であることから導入もしています。

チチカステナンゴは、前述のようにへイルトゥリーズンの血を持たず、あきらかに「ポスト・サンデーサイレンス」を意図し、サンデーサイレンスの血との配合を考えて導入したと思います。

その意味でチチカステナンゴの急死は、社台グループにはショックだったと思います。

サンデーサイレンスの導入に、ノーザンテースト牝馬との配合を考えたように、チチカステナンゴの導入にサンデーサイレンス牝馬やサンデーサイレンスの血脈を考えたと思います。

サンデーサイレンスとノーザンテースト牝馬の配合では、ダイワメジャー(皐月賞)などが出ましたが、社台グループの考えた意図より思ったほど成功せず、サンデーサイレンスの血を受け継ぐサンデーサイレンス系種牡馬とノーダンテースト牝馬との配合で、ダイワスカーレット(桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯、有馬記念)などを輩出しています。

また、オルフェーヴルのように、父ステイゴールド母オリエンタルアート(父メジロマックイーン)という血統も輩出しています。

父がサンデーサイレンス系種牡馬で、ノーザンテーストの4×3のインブリードを持ち、母の父が内国産種牡馬で期待され導入したメジロマックイーンという血統は、社台グループのサンデーサイレンス系種牡馬が父系で、ノーザンテーストの血を強く受け継ぐ、期待の内国産種牡馬・メジロマックイーンが母の父である社台グループの血脈の馬といえましょう。

話は少しそれましたが、社台グループの「ポスト・サンデーサイレンス」、サンデーサイレンスの「遺産」の後の社台グループがどう推移するかに注目です。

社台グループは、大きく分け2つの生産方式をしていると思います。

社台ファームの吉田照哉さん(吉田善哉さん長男)のヨーロッパ的な「系統繁殖」などに注目した生産とノーザンファームの吉田勝己さん(吉田善哉さんの次男)のアメリカ的なベストトゥベストなどに注目した生産で、追分ファームの吉田晴哉さん(吉田善哉さんの三男)、3兄弟の共同経営の白老ファームなどはどちかかはわかないですね。

社台ファームの吉田照哉さんは、独自の生産ビジョンを持ちながら、かつての和田共弘氏の時代のシンボリ牧場、生産から撤退したメジロ牧場に近い生産方式を考えているようです。

社台グループの総帥・吉田善哉さんに近いアメリカ的生産方式は、ノーザンファームに色濃く受け継がれていると思います。

私はどちらかといえば、社台ファームのヨーロッパ的生産方式に注目しています。

社台ファームとノーザンファームの生産方式の違いが今後どう推移するか注目です。

社台グループがこれからも生産界に君臨していくかは「ポスト・サンデーサイレンス」にかかっていると思います。

サンデーサイレンスの「遺産」の後のこれからの社台グループに注目です。

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